最近、新しくLaravel 6がリリースされました。
これまで『5.1』『5.2』等で刻んでいた中、『6.0』が出たのは大きな変更に思えます。
Laravel 6.0がリリースされたばかりで記事や書籍などが出揃っていないため、Laravel 6.0を採用するのは時期尚早なのでしょうか。
結論から言うと、Laravel 6.0はLaravel 5.8と大きな違いはありません。これまでのバージョンアップと同程度の差なので、Laravel5系の書籍や記事の情報はそのまま使うことができます。
注意
この記事はLaravel 6.0がリリースされた2019年9月時点での事情を説明しています。
■結論
- Laravelのバージョンは6.0以降セマンティックバージョニングが採用された
- Laravel 6.0は実質5.9なので、変更の差は今までのバージョンアップと一緒(今回言いたいこと)
- Laravel 6.0を使うといいよ(LTS等、理由の詳細略)
なぜ迷うのか
たぶん、この記事を見た人は、きっと不安に思っていると思います。
『Laravel 6系の記事まだ少ない』
『出版されてる本、Laravel 6系対応のはまだない』
『Laravel 5系ならいろいろ本あるし安心』
この『Laravel 5系』という言葉に、誤解があり、それを解くのが今回の記事の目的です。
6.0は実質5.9
今回のバージョンアップ、『一番上の数値が増えたから、きっといっぱい変わったんだろう』。
いいえ、違います。そんなに大きな違いはありません。
以下は詳細に読む必要はありませんが、ちらっとリリースノートを見てください。
項目少なくないですか?
■リリースノート
https://readouble.com/laravel/6.0/ja/releases.html
■アップグレードガイド
https://readouble.com/laravel/6.0/ja/upgrade.html
ここで重要なのが、『セマンティックバージョニングに変わった』という点です。
Laravel 6.0から、番号の付け方変わった
簡単にいうと、
Laravel 5.1->5.2->5.3
が
Laravel 6->7->8
ってバージョンアップに変わります。
つまり。
Laravel 6.0は実質Laravel 5.9だよ!
Laravel 6系の本がない・・・って思っても、Laravel 5.7とか5.8使ってた知識で、だいたい使えるよ!
どうでもいい話。
セマンティックバージョニングになったから、composer.jsonも『^』の書き方になりましたね!
これはテンション上がりますよね(*‘ω‘ *)