はじめに
3月16日にAWS認定クラウドプラクティショナーを受験し、合格しました。
2月27日頃から勉強を始めたので、およそ2週間強での合格でした。
この記事では合格に至るまでの勉強の内容について書いていきたいと思います。
試験を受けるまでのAWS経験
- 2016年ごろに「Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築」の改定前のバージョンを読了
- 2016年に当時の会社のHPのAWSへのマイグレーション作業を実施
- gitlabのEC2上へのデプロイを実施
- 業務システムにおけるAWS SDK for Javaを使ってログファイルのS3への転送バッチの作成
試験勉強の内容
試験概要の把握
まずは「AWS 認定クラウドプラクティショナー(CLF-C01) 試験ガイド」を読み、試験の概要・内容を把握しました。
ホワイトペーパーの読み込み
上記試験ガイドにあった「試験準備」のコンテンツを学習しました。
- AWSトレーニング「AWS Cloud Practitioner Essentials」
- AWS ホワイトペーパー「アマゾン ウェブ サービスの概要に関するホワイトペーパー」(2回読了)
- AWSホワイトペーパー「AWS サポートのプラン比較 Web ページ」
動画での学習
- Udemy「手を動かしながら2週間で学ぶ AWS 基本から応用まで」を動画をすべて通して見る
- (実際に自分で作業はせず、動画を見たのみ
- [Safari Books Online「Watch: AWS Certified Cloud Practitioner Complete Video Course]
(https://learning.oreilly.com/videos/aws-certified-cloud/9780135175507)
模擬試験を解いた
勉強を始めて10日ほどたった段階でAWS公式の模擬試験を受験しました。
問題数が20問しかなかったためあっという間に終わってしまいましたが、成績としては100点満点を取ることができたので本試験に進めるという確信を得られました。
問題集を解いた
試験を受ける3日ほど前に「AWS Certified Cloud Practitioner 2019 Practice Questions」という問題集を解きました。
問題を一通り時、間違った問題・分からなかった問題をチェックし重点的に勉強していました。
試験の印象について
受験をしたのは東京の歌舞伎座テストセンターという会場でした。パスポートと免許証を提示後ロッカーの鍵を渡されて待機。
試験時間になったところで試験官が試験室への入室合図を出して、簡単な説明の後に試験を開始しました。
試験時間自体は90分ありましたが、全問題に回答後、画面上で行うアンケートにも答えて合格結果が表示されるまで30分とかかりませんでした、想像以上に早く終わってしまったことにびっくりしていたと思います。
体感的には1.5割ほど分からない問題がありましたが、結果は1000満点中873点という結果になりました。
試験対策に効果的だったこと
AWSを実際に触った経験
冒頭に書いたAWS経験として手を動かしてAWSを触ってはいましたが、2月末から受験日にかけた勉強中にはアカウントの登録作業を除いて、AWSを直接は一切触りませんでした。
しかし冒頭に書いたAWSの経験がなければ、勉強の段階から確実に苦戦していたと思います。
今までAWSを触ったことがない場合は、やはり触ってみるのが一番でしょう。
肌感覚としては、「手を動かしながら2週間で学ぶ AWS 基本から応用まで」を動画をすべて通して見てAWSサービスの概要を把握して、そのあとにもう一度動画を見ながら手を動かして行けばクラウドプラクティショナーのレベルとしては十分かと思います。
AWSのサービスはウェブコンソールからだけでなくCLIとSDKからも操作が可能ですが、試験を受けた感じだとCLIとSDKはそこまで触らなくてもいけるのかなという印象でした。
実際に認定の問題を解いたこと
クラウドプラクティショナーは入門者用の認定ということもあり比較的簡単な問題が多かったですが、それでも問題集を解いて見た経験があるかどうかはかなり影響が大きかったと思います。
模擬試験で正答率100%を出せたので受験を申請しましたが、やはり問題数が20問しかなく本試験の65問に比べると少なかったという印象を持ちました。
そのためAmazonにあったCloud Practitionerの問題集190問を購入(Kindle Unlimited)して、そちらを解いてみると1割ほど分からない問題もありました。
特に災害対策の分野は試験ガイドには記述がなかったのですが、問題集でも実際の試験でも出題された(!)ので、模擬試験で幅広い分野の問題を解くのは有意義でした。
問題集は英語ではありましたが、比較的短い文章も多いですし翻訳でも読めなくもないと思うので、やってみるのをお勧めします(kindle unlimitedユーザーなら読み放題で読めます)
今後について
初学者用の認定を取れたことですし、次はAssociateレベルの認定3種類に合格できるよう学習を進めていきたいと思います。