obnizで「ライセンス体系の廃止とユーザープランの新設」を発表しましたが、わかりにくいので、ざっくり内容で解説してみます。
いちばん重要なのを一言でいうと、obnizBoardを使えば月額料金がかからず何でもできるようになります。(昔の状態と同じ)
※この記事はわかりやすさ優先のため、一部詳細を省いているところがあります。詳細は公式記事をお読みください
大きな変更点
- 機能が開放されて、無料で使える範囲が広がります
- 料金体系が変わります
機能が開放されて、無料で使える範囲が広がります
obnizBoardを無料で使える範囲が広がります。
obnizBoardはいままでローカル接続とクラウド接続という2つの使い方があり、無料ではローカル接続のみができるようになって、クラウド接続はできませんでした。
・・・と書きましたが、これを理解できる方はobniz玄人です。
このローカル接続とかクラウド接続が何?どう違うの?と混乱の元でしたが、今回その区切りがなくなり、無料でどちらも使うことができるようになります。
つまり、
obnizBoardを使おう!
→ なんか接続エラー出た!ライセンスの問題だ!
→ クラウド接続はだめらしい
→ どうしたらつながるのかわからない!
ってのがたくさんあったのですが、それがなくなります。
obnizBoardを使おう!
→ つながった! (接続方式は気にしない)
となります。
悩みポイントが1つ減りますね。
具体的には、下のように使おうとしたときに接続エラーが出てたのが、今後は無料で使えるようになります
- 外出先から家にあるobnizを使う
- python SDKでobnizをつかう
- ブロックプログラムを使う
- 自分の独自システムからobnizを使う
料金体系が変わります
上記の機能開放に伴って(?)、料金体系が変わります。
こちらはobnizBoardとobnizOSとどちらも変わります。
- 年払から月払いに変わります
- obnizBoardは商用利用しない限りお金がかかりません
- デバイスごとの機能ライセンス料金体系から、アカウント全体でのプラン料金体系に変わります。
1と2は文字通りです。
3が少々わかりにくいです。
いままではこのデバイスの1年間利用券を買うというスタイルでしたが、 これからは使用しているデバイス数に応じた従量課金に変わります。
slackとかG Suiteの料金体系をイメージしてもらえるとわかりやすいかとおもいます。
計算式としては
[支払金額] = [使用しているデバイスの数] x [プランの料金]
です。
プランの料金はこの様になってますね
Liteプラン : 150円 /月 /1デバイス
Businessプラン : 500円 /月 /1デバイス (商用利用)
なので、例えば3つobnizOSを持っていたら、
150円/月 x 3個 = 450円/月
となります。
このときのポイントは、所有しているデバイス数ではなく使用しているデバイスの数での支払いとなります
3つデバイスを持ってるけど同時に使うのは2つだけ となれば、デバイスを切り替えることで2台分の金額で3台を使うことができます。あくまで同時に使用しているデバイス数で金額が決まります。
移行について
色々変わるのはわかった、では**今使ってる人たちはどうなるの?**も気になりますよね。
いままで無料で使ってた人(デバイスの購入だけした人)
単純に機能が拡張されて、よりいろいろなことにobnizを使うことができるようになります。
お金を払ってインターネット接続ができるようにしてた人(ライセンスを買った人)
購入した期間の間使うことができるようにします。
具体的にはクレジットという形で返金され、月額の支払いにあてることができます。
ざっくりと解説してみましたがどうでしょうか。理解の助けになれば幸いです。