スポーツIoTLT vol.1で発表したネタです
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背景
ゴルフって何が難しいんでしょう?
- ボールは止まってる
- 誰も邪魔してこない
- 駆け引きもない
でもなぜか空振りをします。止まってるボールなのにおかしいですねぇ・・・。
その答え(というかスポーツの根源?)として、武井壮さんのこの言葉が結構印象に残ってます。
逆に言うと、**人は思ったとおりに体を動かせてない**ってことです。
なので空振りをするわけです。
どれぐらい自分が思ったとおりに動かせているのか、Youtubeでプロ人と比較をしてみると・・・
全然駄目ですね。
というわけで、思ったとおりに自分の体を動かすために、
プロの動作の完璧な真似するツールを作ってみます
つくったもの
プロと同じ動きができているかの判定機を作りました
肘が同じ動きができている→肘の色が黄色に。
肘が違う動きをしている→肘の色を赤にしています。
※youtube動画で再生しながら判定できるのですが、さらに画面録画をしようとするとメモリ不足で無理だったので、動画は止まった状態になっています。
1ヶ月前に作ったスイング判定機 #AdventCalendar 用 pic.twitter.com/Wt1O4orCJa
— kido@IoTエンジニア (@9wick) December 14, 2019
しくみ
メインはTensoreFlowのPosenetをつかっています
- Posenetを使って、youtube動画の人の骨格を取ります
- PCのカメラを使って、自分の骨格を取ります。
- どれだけずれているかを判定します
これだけだと画面を見ないと同じ動きをしているかどう変わらないので、
振動モータを使って触覚フィードバックを与えてみます。
プロと違う動きをすると振動してお知らせします。