2024年6月に AWS Certified Cloud Practitioner CLF-C02 認定試験に合格することができました。
合格に至った過程などについて書いてみます。
受験経緯
2024年3月、AWSがあるキャンペーンを展開していました。
それは4月30日までに受験して不合格だった場合、6月末まで無料でもう1回受験できるというものでした。
「6月までには合格できるんじゃない?とりあえず受けてみるか!」
そう思ったのが受験することにしたきっかけです。
試験勉強開始時の AWS 経験
2014年10月から12月まで携わった案件で初めて AWS に触れました。
そのときはおもに Cloud Formation のコード作成を担当しました。
業務で AWS に触れたのはそれが最後で、2015年後半以降に担当した案件で Microsoft Azure にはじめて触れ、仮想マシン構築などを担当しました。
クラウドについての知識はなんとなく溜まっていきました。
受験1回目(2024年4月)
前述のとおり、6月末までに無料で受験するには4月中に1度受験する必要があったのでひとまず受験しました。試験対策はとくにせず、予定どおり不合格でした。
試験中は「これはいけたのでは?」とも思いましたが…。
試験対策
AWS の認定試験があることは以前から知っていて、いつか受験しようと思っていたのであらかじめ Udemy の講座をいくつか購入していました。
「基本4択問題だし、とりあえず問題と答えの組み合わせを暗記したらよいのでは?」
と思い、模擬試験の講座に着手しました。
が、そもそも何のサービスだか分からないものについて暗記するのは難しく、まずはサービス名とサービス内容を理解することにしました。
たとえば DynamoDB は DB 関係のサービスだと分かりますが、Aurora やら Lambda などはどういうサービスなのか名前から察することができませんでした。
そこで各サービスについて簡単に説明する YouTube 動画をひと通り視聴しました。
その後、Udemy の模擬試験 5回分を3周ちょっとしました。
視聴した YouTube 動画
AWS資格 対策講座
https://www.youtube.com/@AWS_course
クラウドプラクティショナーの動画をひと通り視聴しました。
受講した Udemy 講座
【CLF-C02版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)
https://www.udemy.com/course/aws-4260/
1回目の正答率は40%台でしたが、2回目には80%から90%台になりました。
全問正解する必要はないのですが、この模擬試験6回すべて満点を目指して問題と正答の暗記に努めました。
受験2回目(2024年6月)
受験1回目よりも「これは合格しちゃったなー」という実感を得られました。
合格までにかかった期間
4月の受験は、無料で再受験する権利を得るためのものであって対策は立てていませんでした。
YouTube で各サービスについて学習したのが合格の4日前だったので5日目で合格したといってよいと思います。
1日目
YouTube でひと通りのサービスについて視聴。冒頭の定型部分はスキップして1.5倍速で視聴。
2日目から4日目
Udemy の模擬試験の問題と答えを暗記する。1回目にあまり時間をかけない。1回目の正答率は重要ではなく、問題と正答の組み合わせを暗記して2回目以降の正答率を高めていくことが重要。
5日目 試験当日
Udemy の iOS 版アプリで復習しながら試験会場へ。
まとめやら感想やら
今回、AWSのキャンペーンがあったので受験することにしましたが、それがなかったら受験していなかったと思います。
まず受験日を決めてしまうことが重要ですね。
Udemy の模擬試験は本番試験より難しい印象です。模擬試験では選択肢4つのうち2つ除外できた後で残りの2つで迷うことがあったのに対して本番で迷うことはほとんどありませんでした。
また、「セキュリティのパースペクティブ」や「ビジネスのパースペクティブ」などのようななんとかパースペクティブの整理ができていなくて模擬試験での正答率が低く、図にしてしっかり理解する必要があると思っていましたが本番試験ではそれほど細かいことは訊かれませんでした。
AWS の認定の中ではいちばんお求めやすいものではあるものの、自力で試験対策をするのは難しいと思います。先達たちが模擬試験を用意してくれているのでそれを利用して効率よく合格するのはありだと思います。