はじめに
AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト試験に合格したので、以下のことについて記載します。
1.受験のきっかけ
2.学習方法
3.当日のこと
皆さんのご参考になれば幸いです。
1.受験のきっかけ
業務でAWSを使っていて1年経つしそろそろ受けてみるか~っていうのが1つ。
そして他のサービスのことも知りたいな~って思うようになったのが1つっていう感じです。
2.学習方法
正直みなさんが気になるのはここからだと思います。
わたしの学習方法としては主に以下の流れです。
①参考書で知識習得
改訂新版 徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト − アソシエイト教科書[SAA-C02]対応 徹底攻略シリーズ
いわゆる黒本ってやつです。
AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 改訂第2版
こっちはいわゆるオレンジ本ってやつ(?)
②問題集で演習
AWS WEB問題集で学習しよう
③BlackBeltを見る
AWS サービス別資料
これだけです。
色々なところで以下のハンズオンがおすすめされていて私も購入しましたが、少しだけ見てすぐやめました。
これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)
もちろんハンズオンをやるに越したことはないのですが、私の場合は、以下の理由でやりませんでした。
・試験まで1カ月しかなく、十分な時間を作れなかった
・講師の説明などが台本を読んでいるだけっぽく聞こえ、内容が全く頭に入ってこなかった
ハンズオンやるだけならこの講座は、まぁアリかもしれませんが、
これだけで合格とかは厳しいと思うので、この講座の評価は個人的には低いです。
「買ったのに全部やらなかったら勿体ない…」と思うかもしれませんが、自分合わないものを無理にやる必要はないので別のことをしましょう。
2-1.参考書
参考書での学習の流れは以下の通りです。
オレンジ本を1周して「サービスごとの役割」について学ぶ
⇒黒本で不足していたサービスの部分や理解が曖昧なところを図などを見て復習
&AWS Well-Architected フレームワークとの紐づけをする
⇒(~問題集やりながら間違えたサービスのところを読む)
私の場合、参考書を2つ利用していましたが、実際1つだけで十分だと思います。
以下にそれぞれの特徴を記載しておきます。
###・改訂新版 徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト − アソシエイト教科書[SAA-C02]対応 徹底攻略シリーズ
####いい点
・AWS Well-Architected フレームワークに沿って記載されているので、この観点を常に意識しながら知識をつけることができる
・ところどころ注釈がページ下についている(特に私はRoute53のレコードのところが助かった)
・挿入されている図がわかりやすい
####イマイチな点
・一部、簡易的にしか記載されていないサービスなどもあるので、詳しく知りたいときは都度調べることになる
###・AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 改訂第2版
####いい点
・かなり優しく書いてある
・コンピューティング、ストレージ…などサービスごとにまとまっているため、辞書的に使うことも可能ではある
####イマイチな点
・上記の黒本よりも情報量が少ない
・Aurora Serverlessなどの情報が載っていない
どちらも使ってみた感想としては、基本は黒本でよいと思います。
IT未経験とかAWS超初心者の方とかはオレンジ本から始めるとよいです。
###知識を付けるうえで意識した方がいいこと
そのサービスで何ができるかだけではなく、このサービスはグローバルなのかリージョンなのかそれともAZなのかということは意識した方がいいです。
これをわかっているだけで選択肢を絞ることもできます。
2-2.問題集で演習
学習方法としては
ひたすら問題を解く→わからないところは参考書とかで調べる
これだけです。
私の場合、どの問題集がいいんだろう…とかなり迷っていましたが、以下の問題集をやっておけば大丈夫です。
特徴を記載しておきます。
###いい点
・問題文が本番試験とかなり似ている
・1問ごとに正解と解説を見ることができるので便利
・問題量がかなり多い
・小分けでも演習ができるし、本番と同じように65問の模擬演習もできる
###イマイチな点
・AWSのドキュメントをそのまま解説に持ってくることもあるので、わかりにくかったら自分で調べる必要がある(勉強方法としては普通ですが)
参考書とかについている問題とは難易度が違い過ぎるので、それに慣れている人は最初はボロボロだと思います。
とにかく問題解きまくって知識を定着させましょう!
2-3.BlackBeltを見る
中にはBlackBeltまで見なくていいよ~とかいう方もいると思いますが、自分は一定の知識ついたら見ることをお勧めします。
何も知らない状態で見ると「(?。?)」状態だったんですが、ある程度知識がついたときに見たらスルスル入ってきました。
また、参考書ではカバーしきれていないところも説明があるので、詳しく知っておきたい人、ばっちり対策したい人はおススメです。
(私はELBやRoute53あたりが参考書だけでは足りないと思ったので見ました)
#3.当日のこと
当日は田町のテストセンターで受験しました。
静かな中でテストを受けれたので集中できました。
##試験を受けるうえでのアドバイス
###トイレには事前にいっておきましょう
試験時間は長いし、基本途中でトイレはいけないです。
※カフェインが入っているドリンクの飲みすぎ注意!
ちなみに私は最近頻尿気味です(25歳なんだけどな・・・)
###最初のガイドはちゃんと読もう
重要なことも書いてあります。読み逃さないようにしましょう。
###わからない問題はいったん飛ばそう!
わからない問題を長く考えて、後ろの問題で時間が足りなくなって落ちた!とかなったら元も子もないです。
色々な合格体験記で「最初の10問が難しかった」と記載があり、
実際、私の時も最初の5問は選択肢が絞り切れなかったので、すぐに飛ばしました。
最初の10問くらい難しかったらそういうものと思いましょう。
###問題文はちゃんと読もう!
一答なのか多答なのかちゃんと確認しましょう。
###「ん?」と思ったら問題文を英語にして!!!(重要)
左上だか右上だかに英語の問題文を表示するようなボタンがあります。
私が受けた試験では一答なのに日本語翻訳だと合っている選択肢が2つ同時に存在している問題がありました。
(もともと英語の試験を日本語に翻訳しているのでしょうがないかな)
ちゃんと勉強してなかったら気づけなかっただろうな~って思います。
このようなこともあるので、合っている選択肢が1番はじめにあっても、他の選択肢も絶対に確認しましょう!
###見直しはしっかりしよう
これまた当たり前ですが、ちゃんと見直しましょう。
すべて見直して「イケる!」と思ったら最後にアンケートに答えて終了です。
アンケートの回答が終わったら画面に合否が出ます。
(自分はアンケート答えてるときめちゃくちゃドキドキしました。)
#おわりに
試験日までは業務もあるし、空いた時間はすべて勉強に回していたので正直カラダがきつかったです。
ですが、この試験に向けて勉強したおかげで苦手だったNWの知識が少しずつついてきたり、何より
AWSにさらに興味を持つことができたのがとてもよかったと思います。
これからAWSを使う方、AWSに興味がある方はぜひ取得を目指してみてほしいです。
記事の中で何かわからないことがあれば、コメントいただければと思います。