こんにちは!アドベントカレンダー初参戦の @wezardnet です。『Google Cloud Platform その2 Advent Calendar 2018』の19日目の記事になります。
平成最後の年も間もなく終わろうとしてます。私事ですが、先日○○しました。来年には○○する予定でいまーす🎉
さて本題になりますが、今年の目標でもあった Google 認定資格を年内ギリギリで取得しました。これで年末年始は不安なく過ごせそうです
今回は、これから資格取得を目指している人の参考になればと思い、受験記を残そうと思います。ちなみにですが、もし不合格だったら別の記事に差し替える予定でした ☆(・ω<)
1. 私のスペック
- その昔 CP300 と呼ばれる Google 公式の GCP 認定資格があり、以下5つの資格を取得して「Google Cloud Platform Fully Qualified Developer」のホルダーになりました。
- CP301 Google App Engine
- CP302 Google Cloud Storage
- CP303 Google Cloud SQL
- CP304 Google BigQuery
- CP305 Google Compute Engine
- AWS は仕事でも個人でもまったく触ったことがありません。もちろん、認定資格も保有していません。
- GCP は主に GAE をメインに GCS, BigQuery まわりを利用しています。
- 基本、フルマネージドが大好きで、自分で面倒をみるようなインフラ構築や運用は苦手です。
2. 2018/12 現在の Google 公式認定資格
以下、5つの認定資格があります。そのうち GCP 関連は4つで、「Professional Cloud Developer」はベータリリース(英語のみ)になってます。詳しくは英語版の公式サイト Google Cloud Certifications で確認してもらうと良いです。
- Associate Cloud Engineer
- Professional Cloud Architect
- Professional Data Engineer
- Professional Cloud Developer
- G Suite
3. 勉強と受験
CP300 系の知識はまったく不要です。「Cloud Engineer」、「Cloud Architect」共に GCP の各サービスの細かい内容までは問われません。公式ドキュメントで広く浅く、サービスや機能の概要とユースケース(どういう場面で使うのが効果的か など)を抑えておくと良いと思います。
他の受験者の方も参考書籍に挙げられてますが、私も『プログラマのためのGoogle Cloud Platform入門』を購入して目を通しました。特に「Cloud Engineer」を受ける人は読んでおくと良いと思います。
また、試験ガイドにある模擬試験は必ず実施して正答の解説を読むようにしてください。同じ問題は出題されませんが Google 独特の出題傾向や解答を導く考え方などを掴んでおくと良いと思います。
3.1. Associate Cloud Engineer 所感
「Cloud Architect」のようなケーススタディはありません。すべての設問が4択ですが、知ってるか知らないか次第って感じです。知らない設問は2択まで絞り込めますが、最後どちらかで悩みました。すべて回答するのに80分ぐらい、見直しと2択で悩まされた設問の最終決断でトータル115分を要しました。
勉強するにあたり下記サイトを参考にしました。試験範囲を Google ドキュメントに参照リンク付きでまとめられているので翻訳して活用させていただきました
合格するとダイアン氏の署名付きデジタル認定証が発行されます(退任前に取得できたので貴重かもw)。有効期限は2年です。個人的な意見ですが、世の中のすべての資格は有効期限を設けた方が良いと思います。国家資格や自動車免許など一度取得してしまえば生涯有効とされる資格や免状は、そもそも時代に合っていなかったり、スキルを維持できていない可能性も考えられるので。。。
「Cloud Engineer」合格のご褒美として、以下3つから一つアイテムが貰えます♪
3.2. Professional Cloud Architect 所感
「Cloud Engineer」に合格してなくても受験可能です。ケーススタディからの出題が半分ぐらいで、それ以外はクラウドではどう対応するか、どういう構成にするか、GCP ではどの製品が適しているかなどが問われます。こちらもすべて回答するのに大体80分ぐらい、見直しでトータル115分を要しました。正直、提出後はグッタリするほど疲れました。
余談になりますが、「Cloud Architect」はリテイクして今回合格することが出来たわけですが、試験に 不合格 したときの試験センターからの帰り道はホント切ない気持ちでいっぱいになります(>_<)
実は自信喪失していたので、「Cloud Architect」の前に「Cloud Engineer」を受けることにしたのでした😖
合格すると同様にデジタル認定証が発行されます。
「Cloud Architect」合格のご褒美として、以下3つから一つアイテムが貰えます(受験後にアクセスしたときは、パーカーを含め4つあったのですが、、、)。パーカーほしかったです...😢
【注意】
2018/11/09 に試験がアップデートされました。ざっと試験ガイドを読んだ限り、ケーススタディが4→3つに減ってますが、試験範囲は確実に増えてたり、微妙に変わってたりする点もあるので、これから受けようと思ってる人は改めて試験ガイドを確認ください。
4. 受験後
Google Cloud Certified の試験では終了後にスコアを教えてくれません。画面に「暫定合格」 or 「不合格」しか表示されず、自分がどのぐらい正答したかなどわからないので、試験に落ちた場合は対処に苦労します。できる限り実際に出題した内容を覚えて、試験が終わった後にメモしておくと良いと思います。私の場合は、選択肢に○○○と△△△、✗✗✗がある問題みたいな感じでメモっておきました。
5. あとがき...
とりわけ私が所属する組織 or 部署(グループ)においては、「猫に小判」な資格になりそうな感じがしていますが、マルチクラウド時代に AWS 一択の(それも広く浅い知見でしかない)提案よりは、複数の選択肢、あるいは複数の技術を組み合わせて幅広くアイデアを出した方が良いと思います。そんな中で社内に一人ぐらいは専門性を持ったエンジニアを目指したいと思ったのと、グーグル技術に先進性を感じていることもあり、知識を深めたいということもあって今回の取得に至りました。
来年はプライベートもなにかと大忙しの一年になりそうです。。。
それではみなさん、良いお年を!!