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SupershipグループAdvent Calendar 2022

Day 6

初めてのメンターから見たサマーインターン(Supership株式会社)

Last updated at Posted at 2022-12-05

この記事は、Supershipグループ Advent Calendar 2022の6日目の記事になります。

技術的な内容はありませんが、インターンなどで学生エンジニアと関わる機会があるかもしれませんので、ぜひ参考になることがあれば知ってもらいたいです。

記事の目的

初めてメンターをされる方に、私が経験した時の感想や反省から、
少しでも参考になることがあればと思い作成しました。

自己紹介

Supership株式会社に22年新卒エンジニアとして所属している西尾と申します。
検索システムのアップデートを業務として行っています!
学生時代もメンター経験はなく、今回初めてメンターを経験しました。

インターンの概要

複数のチームに分かれ、10日間に全日オンラインで、
大量の検索ログデータを用いたサジェストシステムを開発してもらいました

1チームはインターン生3名+メンター1名で構成されています。
開発はインターン生が行い、メンターはインターン生のサポートを行いました。

メンタースケジュール

  • PC設定
  • 朝会・夕会
  • 質問対応
  • 座談会
  • 中間発表
  • 最終発表

インターンの詳しい内容は以下の記事にて記述していますので、よろしければご覧ください。

メンターの仕事

課題に取り組まれているインターン生のサポートを行いました。
具体的には、インターン生の質問に対して回答・朝会・夕会の司会担当でした。
他にもチーム開発状況の確認や、技術・サービスについて準備、
問題が大きければ一緒にエラーの解決のお手伝いをしました。

1日の流れ
朝会
朝会でインターン生に集まってもらい、インターン生の方に設定してもらった
テーマ(最近ハマっていることはありますか?)で雑談を行い、
その日のスケジュールをお伝えして、1日がスタートします。

課題取り組み
インターン生の方に開発を進めてもらいます。
メンターは業務もあるので並行で行いつつも、質問などに対応して行きます。

夕会
終わり会としてインターン生に集まってもらい、インターン生からの質問時間にしていました。

日報
インターン生の方に1日の振り返りを含めて日報を書いてもらい、
メンターは日報にコメントをしていました。

コンテンツとして良かったこと

会社のアピールとなった点

事業内容と一致する課題設定
インターンは会社の宣伝でもあるので、事業内容とインターン内容は被った方がいいと思います。
また、メンターをする上でも知らない領域については対応ができないため、
業務内容と被る分野のエンジニアの方がメンターをすることが必要だと思います。

中間発表で成果物に対するフィードバック
中間地点で進捗を発表することで、チームの進み具合や、抱えている課題を見つけやすくなり、
システムを完成させるというインターンの最終的な成功に結びつくと思います。
また、メンターも学べるようなフィードバックがあるので、良い施策でした。

アプリケーションのデプロイ
実際に動くものが見れることはインターン生のモチベーションにもなります。
会社としてクラウドサーバーを扱っていることがアピールにもなると感じました。

会社の制度を使ってもらったこと
会社独自の制度があると思いますが、それを利用してもらうことで、
会社の働き方・雰囲気を掴んでもらうことができます。

インターンの進行に役に立った点

初期環境用のサンプル環境を準備
技術選定は自由にしていましたが、
インターンにおいて環境設定に時間をかけすぎて欲しくないため作成を行いました。
チームによってはサンプル環境を流用して新しい環境を作られていたので、
サンプルを作っておくことで、スムーズに開発時間をかけてもらいやすくなります。

朝会のチェックインなど雑談時間を入れたこと
インターンなので開発がメインになることが多いですが、
学生なので息抜きも必要ですし、雑談からインターン生のことを知ることができます。

メンターだけでなく、サブメンターも付随してサポートに回ったこと
技量が足りていればメンターだけでもいいのですが、
深い問題に対する解答をサブメンター、さわりだけの問題にメンターを対応させるなど、
役割分担をさせることで社員の時間を使いすぎない対応が可能になります。

メンター個人として反省点

話す・教える立場であれば、予習やリハーサルするべき
メンターとして話すタイミングはあると思いますがその際に、
進行ができないと無言の時間が発生して、準備できていない印象を与えてしまいます。
失敗ケースでは、環境設定の時間でメンター側の進行が止まってしまい、
無言時間や、時間内ギリギリになったことがありました。
具体的に何をインターン生にしてもらうかというリハーサルをすれば防げていました。
スケジュールをなんとなく知っているではなく、どの流れで進行するかを聞いて、準備しておく必要があります。

メンターとして対応するコンテンツの準備ができていなかった
説明資料やわかりやすい資料を準備しておくと気持ちが楽になると思います。
アドリブで対応できるのであればいいですが、
時には難しいこともありますので、事前の準備は非常に非常に大切だと思います。

メンバー権限の準備
インターン生の方にサービスを利用してもらう場合、権限周りの話ができてくると思います。
意識できていなかったことですが、セキュリティ的にも、インターンの開発進行的にも、
想定して確認と準備、設定しておくことが大事です。

課題の環境設定からデプロイまで行う
インターン前に一から開発、デプロイまでの流れをリハーサルする必要がありました。
開発途中でエラーや問題が発生することがあると思いますが、一度経験するか、解決するかで、
インターン生の質問対応やエラー対応のスピードに関わってきます。
同じエラーに時間を費やすよりも、新しいエラーや時間をかけてほしい所はあると思います。

メンターの感想

非常に大変でしたが、達成感もあり、貴重な経験ができたと思います。
メンターとして十分に質問の回答ができなかったなどの、
自身のスキル不足を感じるところもありました。
ただその中でも、インターン生の課題を解決できるようにサポートできたことと、
最終的に無事成果物を作成することができたことは、
メンターとして最低限の仕事ができたと感じています。

学生の頃はインターンに参加する側でしたが、
インターン運営側として何を準備しないといけないか、
インターン生に存分に楽しんでもらいつつ、
意味のあるインターンにしてもらうためには何が必要なのかを学ぶことができました。

インターンのメンターはなかなかできないことなのでとても貴重な体験ができました。
インターンの運営の方とインターン生の方には感謝しております!

これからメンターをやりたいか迷っている方へ

人によって違うと思いますが良い経験になることは間違いないと思います。
理由は三つあります。

一つ目は説明するというアプトプットによる自分のエンジニアの知識を測れる点
エンジニアのメンターとして教える・話すことにより、
自分の知識をアウトプットをすることになります。
エンジニアの知識として説明できること、知っていること、わからないこと、
自分のレベル感と知識の穴を見つけることができるいい機会になると思います。

二つ目はエンジニアとして教える練習・実践ができる点
エンジニアとして業務の中で人に教える、サポートすることはあまりないと思います。
実際に人に教える機会が来た際に最初から上手くできる人はいないと思います。
業務とインターンでは違うかもしれませんが、一度経験するとしないとでは、
大きな違いが出ると思います。

最後は人事を助けることが間接的に部署を助けることができる点
現在のエンジニア採用は難易度が上がってきており、採用としてインターンも有力な候補になっています。
エンジニアインターンはエンジニアでしか対応できないため、業務に加えてのメンターは負担になるかも知れません。
しかしエンジニアインターンで採用が増えれば後輩が増える可能性が上がります。
採用は人事に任せておくのでなく、エンジニアとして採用の貢献をすることが、
今の時代では必要なことだったりするのでないかと思ったりしています。

メンターは学生と接するだったり、教える立場だったりと緊張する立場だと思いますが、
インターン生が努力されて課題をクリアされるとメンターも達成感もあるので、ぜひ挑戦してみてほしいと思います。
もしメンターをされるのであれば準備は念入りにした方が、インターン中のトラブルが少なくてすみます。特に司会役や大勢の前で教える時間があれば準備は念入りに!!

終わりに

Supershipではプロダクト開発やサービス開発に関わる人を絶賛募集しております。
ご興味がある方は以下リンクよりご確認ください。
Supership株式会社 採用サイト
是非ともよろしくお願いいたします。

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