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主要なIaaSのDNSサービスについて、意外とまとまってない情報のまとめとか ver 20180919

Last updated at Posted at 2018-09-19

この記事について

  • 毎回調べるのも面倒すぎたので、かなりのメモ感が強いです。
  • 公式ドキュメントには当然乗っておらずな感じだったので、取りあえずのまとめです。

表とか

項目 公式サイト NSレコードのFQDN エイリアスレコード機能 加重リソースルーティング
Amazon Route 53 公式サイト ns-****.awsdns-**.(com net org co.uk) ○ (Route53内のレコードかAWSサービス内のFQDNに対して)
Google Cloud DNS 公式サイト ns-cloud-**.googledomains.com
Microsoft Azure DNS 公式サイト ns(1-4)-**.azure-dns.(com net org info)

補足とか

Route53にある エイリアスレコード機能とは

  • DNSにはCNAMEというとあるドメインから別のドメインに飛ばすレコード が便利レコードが存在するが、このレコードの制約として 同じドメインに他のレコードは存在してはいけない というルールが存在する。
  • ドメインによっては、どうしてもCNAMEレコード以外が存在してしまうパターンが出てしまうため、これを回避する手として、あらかじめ、転送先のAレコードを取得して、それを代わりに返す という機能がある。これをAWSではエイリアスレコードと呼ぶ。

Route53 にある 加重リソースルーティング

  • 人によっては 重み付けDNSラウンドロビン と称するところがある。
  • 重要なのが「DNSラウンドロビン not = 加重リソースルーティング」であること。
  • 加重リソースルーティングは、以下の機能を持つ。
    • 同じドメインにて、複数の同種類レコードを設定している
    • 各レコードには、重みづけの数字が付与されている
    • 実際にDNSのアクセスがあった場合、同じドメインの重みづけの割合によって1つだけレコードを返す 動作をする。
      • DNSラウンドロビンは存在するレコード全てを返す ので、ここが大きな違い。

書いてて思ったこと

  • GCP,Azureは、AWSと同じ、ゾーン転送受け入れない割には、機能がRoute53の劣化版という意味合いにしか見えないのが辛いなぁ…と。
  • ゾーン転送+重みづけのルーティングができるDNSサービスがあれば最高ではあるんですが…

参考記事

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