やったのが水曜なんで、かなり遅めですが、記憶の隅をつついて思い出したことを書き連ねていく。
忙しい人向けのまとめ
- 基本的にrancher を今バリバリ触っている人向けではない事は確実な内容
- rancher の 軽い概要
- rancher を運用するためにHA構成はこう取るべき
- 実際に構築してみたとか
- 取りあえず rancher 知りたい・触ってみたいんだけど、どうすればいいの?という人向けの資料や発表がちりばめられている感じでした
rancher とは
- 公式サイト : http://rancher.com/
github : https://github.com/rancher/rancher
-
コンテナやコンテナのオーケストレーションツールの 運用を助ける ソフト。
- github_repo 見てると 「Platform for operating Docker in production」とか言っているし…そうね…という感じ。
dockerとかrktとかでもなく、k8sとかdocker composeとかECS,GCEのレイヤーよりも一段上の「Operation」に特化している
開発は活発(と、Rancher JP の方が仰ってました)
各セッション概要
Rancher概要、海外事例
- 発表 : @shindoy
- 資料 : https://www.slideshare.net/YosukeShindo/rancher-meetup-tokyo-4-intro-72290529
- 4~6ページのスライドが、割とコンテナ界隈やrancherについてのスライド以外はオープニング用スライドでした。
- 逆にそのページに軽くまとめてあるコンテナ界隈のツール群や、rancherの守備範囲はここ!は割と知りたい感じではありました。
GUI&基本操作、CLI編
- 発表 : @go_chiba
- 資料 : https://www.slideshare.net/gchiba/guicli
- rancherを知るために基本的な要素についての解説をまとめた感じの資料。
- 「rancherって何よ?」「どんな要素があるの?」が分かったら見る感じでした。
プライベートカタログとcompose
- 発表 : @m-daichang
最初はrancherの重要な要素である stackとcatalogについて
その中のcatalog(設計書?)については、公式で用意されているものもあるけど 自分で 作れますよ、というお話。
private catalog は デプロイ元の git_repo に一式を作ってrancherサーバに紐づければ行けるらしい
-
後半は private catalogの構成について。
- うーん…「複数バージョンのカタログをダウンロード可能にするため」なのはわかるが、やっぱ「バージョン毎のディレクトリを切る」は頂けない気がする…
- だったらrancherサーバ側でバージョニング機能を持ってくれてもいいじゃないか感はある。repo側に持たさずに。
Vagrant で Rancher HA構成
- 発表 : @tetsrow.yanno
- 資料 : https://www.slideshare.net/ttyno/rancher-meetuptokyo-4-vagrant-rancher-ha
- HA構成をvagrantで「作ろうと頑張っている」というお話。
- 前半はrancher のマネージャー側が取れる構成についてのvagrantにどこまで反映しているか。
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後半はrancherのもくもく会を通じて感じたことなど。
- まだまだrancherの凄さが伝わっていないので頑張ろう!的な。
ちなみにvagrantは「開発環境構築ツール」であり「Virtualbox」以外の選択肢もありますよ…他の利便性が 壊滅的に 辛いだけで、virtualbox が実質パートナー感が出てるだけ、と思いたい。
Rancher JPが仲間になりたそうにこちらを見ている
- 発表 : @tsukaman
完全にLTっぽかったですね、これは。
Rancher JP を運営してみての苦労話とか、一緒にやりませんか!とか。
個人的には「月(または2月)に一度のmeetupやもくもく会」やるの、十分活発なペースだと思います。ネタがなくなったら息切れしないか心配…
Rancher使ってみたよ(仮)
- 発表 : 住谷 (NHN テコラス)
- 資料 : https://www.slideshare.net/ShunSumiya/rancher-meetuptokyo-4-rancher-72255425
- 「rancherのmeetup を弊社でやるので、触ってみようかな→触ってみた」的な資料。
- rancherでwordpressサイトを立てるまでの経緯や苦労話など。
- 取りあえずrancher使って何かデプロイして体験したい!って人はこのスライドを参考にするとよいかと。
参加した後の所感
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いざ纏めてみると、「rancher について知りたいなぁ」→「meetupで!」としてきた人にはそこそこ良かったのではないでしょうか。
- rancherはどこを担当するの?について、もっと知りたさはありました。(他人に勧めるときにここに使うんだyo!と言いたい為)
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あと、rancherとは関係ないんですが 発表した資料が全部connpassで上がって一覧で見れるの と、rancher って何よ部分 や 構築してみたセッション 入れたの、good pointだったと思います。他のmeetupにもこの要素は順守してもらえると嬉しいですね。
- 濃い話をしたいのであれば deep diveとか ○○'s talkとして、別の所でやってもいいと思います。rancherはもくもく会をその場にしたみたいですが。
取りあえずはrancherを触ってみたい!(ローカルで)となった場合は取りあえずrancher serverとclientをローカルに立てて kusanagi for dockerでも呼んで、wordpress立てればいいかなぁ、という妄想はしました。