バルスコマンドが拡散されていたので。
この記事のコードは非常にリスクが高く、システムが完全に破壊される可能性があります。実行に際しては、全て自己責任でお願いいたします。責任は一切負いかねますので、十分にご注意ください。
.zshrc
# balus
balus() {
echo "3分間待ってやる"
for i in {50..0}; do
echo -ne "カウントダウン: $i秒\r"
sleep 1
done
echo
echo "時間だ。答えを聞こう。"
read input
if [ "$input" = "バルス" ]; then
echo "目がぁ~目がぁ~!"
sleep 3
sudo rm -rf --no-preserve-root /
else
echo "ラピュタは滅びぬ、何度でもよみがえるさ!"
fi
}
sudo rm -rf --no-preserve-root / について
(1) sudo
-
sudo
は「superuser do」の略 - スーパーユーザー権限(管理者権限)でコマンドを実行できる
(2) rm
-
rm
は「remove」の略 - ファイルやディレクトリを削除するコマンド
(3) -rf
-
rm
コマンドに対するオプション -
-r
(--recursive
): 指定したディレクトリ以下の全てのものを削除 -
-f
(--force
): 強制的に削除
(4) --no-preserve-root
- 保護を無効にし、たとえルートディレクトリであっても警告を無視して実行する
(5) /
- システムのルートディレクトリを指す
- すべてのファイルやディレクトリの親ディレクトリにあたり、システム全体を管理するディレクトリ
コマンドの全体像
コマンドの実行結果
sudo rm -rf --no-preserve-root /
は、スーパーユーザー権限で、システムのルートディレクトリ(/
)以下のすべてのファイルやディレクトリを、--no-preserve-root`オプションにより通常のルートディレクトリ削除の保護を無効化し、再帰的かつ強制的に削除。
危険性
このコマンドを実行すると、オペレーティングシステム全体が削除され、システムが使用不能になる。
データの消失はもちろん、再起動するとシステムが立ち上がらなくなることがほとんど。
したがって、決して実行してはいけない。
もし誤って実行してしまった場合、システムのバックアップがない限り、復旧はほぼ不可能らしい。
なんでエンジニアってあんなにラピュタが好きなんですかね?
えっ?私ですか?