リーダーは孤独であれ 目標達成のために仮面を被り続けよ
この記事は自分用の備忘録です。
誰?
戦略的経営の父
アメリカの数学および経営学の研究者であると同時に、ロッキード・エレクトロニクス社の副社長や自身のコンサルティング会社の代表を務める、経営者として活躍した人物
複雑な経営戦略を4つの基本戦略に整理し、戦略を立てやすくしてくれた
「成長マトリクス」というらしい
既存製品 | 新製品 | |
---|---|---|
既存市場 | 市場浸透 | 製品開発 |
新市場 | 市場開拓 | 多角化 |
4つの基本戦略
1. 市場浸透
- 既存市場 × 既存製品
- 具体例: マクドナルドが、既存のハンバーガーやメニューに対して、割引キャンペーンやポイントカードを使って顧客を増やすこと
- 解説: 既存顧客のリピート購入や新規顧客の獲得を目指す
2. 製品開発
- 既存市場 × 新製品
- 具体例: スターバックスが、既存の顧客層に向けて新しい季節限定ドリンクやスイーツを発売すること
- 解説: 新製品の開発で既存顧客を引き付け、売上を拡大する
3. 市場開拓
- 新市場 × 既存製品
- 具体例: ユニクロが、日本の人気商品を海外市場に進出させること
- 解説: 地域の拡大や新しい顧客層へのアプローチが含まれる
4. 多角化
- 新市場 × 新製品
- 具体例: トヨタが、自動車とは異なる分野で電動アシスト自転車を新規市場に展開すること
- 解説: 最もリスクの高い戦略で、成功すれば大きなリターンが得られるが、慎重な計画が必要
確かにシンプルで戦略が立てやすい
ポストコロナ時代は市場浸透は難しいらしい
- オンラインで買い物=>習慣化=>「もう買い物行かなくていいじゃん」
- リモートワーク=>自宅でドリップコーヒー=>「もうコンビニでコーヒー買わなくていいじゃん」
- SDGs=>ラベルレス飲料=>「環境に悪そうなの買わない方がいいじゃん」
- タイパ重視=>完全食=>「もう食事は作業でいいじゃん」
変化に対応するために、多角化を狙っていくスタイル
既存と類似の市場 | 異なる市場 | |
---|---|---|
既存技術と関連性が高い | 水平型多角化 | 集中型多角化 |
既存技術と関連性が低い | 垂直型多角化 | 集成型多角化 |
1. 水平型多角化
- 既存と類似の市場 × 既存技術と関連性の高い新製品
- 具体例: 自動車メーカーがバイクを生産する
- 解説: 同じ市場での製品ラインの拡張が狙い
2. 垂直型多角化
- 既存と類似の市場 × 既存技術と関連性の低い新製品
- 具体例: スーツ販売店が、社内でスーツの製造も行う
- 解説: サプライチェーンや流通網の統合を目的とする
3. 集中型多角化
- 異なる市場 × 既存技術と関連性の高い新製品
- 具体例: カメラメーカーが医療用レンズを開発する
- 解説: 新しい業界やセグメントへの進出を目指します
4. 集成型多角化
- 異なる市場 × 既存の技術や市場とは無関係な新製品
- 具体例: 銀行が食品業に進出する
- 解説: 最もリスクが高いものの、成功すれば大きなリターンが見込まれる
システム開発会社がWEB制作もやってみるのは垂直型多角化になるのかな
感想
マトリクスで分類して方向性を定めたら、その分類に合った戦略があるっぽい
そういう知見を元に戦略を立てることで失敗する確率を減らしていくんだろうな
成功はアート 失敗はサイエンス
参考