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【基本情報】独学マラソン 情報セキュリティ Day 1

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PdM、PM、POなどの管理者側の業務をしていると、どうしても

「基本的なITの知識不足が足枷になっている‥」

という実感があったので、基本情報処理技術者の勉強をしていこうと思います。

ただの暗記ではなくきちんと使える知識として。

この記事は自分用の備忘録です。

情報セキュリティの3要素


機密性(confidentiality)

  • 許可された利用者のみが必要な情報にアクセス可
    • 誰にでもアクセス権付与しちゃうのは機密性が低い

完全性(integrity)

  • 改竄されず、過不足のない正確なデータが保持されている状態
    • 変更履歴を残さないシステムは完全性が低い
      • 便利だけど編集権限与えすぎるのもよくないということ

可用性(availability)

  • データが必要な時にいつでもアクセス可能で、かつ使用できる状態
    • オンプレだと停電でアウトだから、クラウド化は可用性が高い

情報セキュリティの新しく追加された4要素


信頼性(Reliability)

  • データやシステムが期待通りの結果を出すこと
    • バリデーションが何もないシステムは信頼性が低い
      • エラーハンドリングもきちんとしないといけないな

真正性(Authenticity)

  • データにアクセスする人がアクセス許可された者であること
    • 日本語からは連想しづらいけれど、Authって書いてるからそういうこと
      • 二段階認証、デジタル署名大事

否認防止(non-repudiation)

  • システムで取り扱うデータが後から否定されないように証明をしておくこと
    • 悪い人がハッキングした時に「俺はやってないぜ!」と否認されないようにログを取っておく必要がある
      • とはいえアクセスログって多重VPNでノーログポリシー使われたらもう特定できないとか聞いた気が‥謎

責任追跡性(Accountability)

  • 情報やデータを使った人の動きを追跡すること
    • 否認防止と責任追跡性はつなげて理解した方がよさそう

否認防止と責任追跡性の違い
否認防止 責任追跡性
目的 後から行動を否認されないようにする。「俺じゃないっす!」を封じる。 誰が何を行ったかを記録し、責任を明確にする。「これ、誰がやらかしたん?」を特定できるようにする。

感想

機密性や完全性を重視しつつ、権限与えたりするときは認証をつけたりログを取れる状態にする(否認防止・責任追跡性、真正性)ことが大事なんだなぁ。

参考

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