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VercelでNext.jsとPrismaを使ったプロジェクトをデプロイする際のエラー解消方法

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VercelでNext.jsとPrismaを使ったプロジェクトをデプロイする際のエラー解消方法

VercelにNext.jsとPrismaを使用したプロジェクトをデプロイする際、エラーが発生することがあります。特にPrismaの設定が不十分だと、データベース接続エラーやビルドエラーが生じることが多いです。本記事では、こうしたエラーを解消するためのビルドコマンド設定方法について説明します。

エラーの原因

Vercelでは、デフォルトの設定のままだとPrismaのスキーマが生成されず、デプロイ時にエラーが発生することがあります。この問題は、Prismaの生成コマンド(prisma generate)がビルドプロセス中に実行されないために起こります。

解決方法:ビルドコマンドの設定

Vercelのプロジェクト設定で、ビルド時にPrismaの生成処理が行われるようにビルドコマンドを変更することで、エラーを防止できます。

手順

  1. Vercelのダッシュボードにアクセスし、該当プロジェクトを選択します。
  2. 左側のメニューから**「Settings」に進み、「Build & Development Settings」**をクリックします。
  3. Build Command(ビルドコマンド)の入力欄を以下のように設定します:

スクリーンショット 2024-11-03 12.38.12.png

   prisma generate && next build
  • prisma generate:Prismaのクライアント生成コマンドです。これにより、Prismaがデータベースと正しく接続できるようになります。
  • next build:Next.jsのビルドコマンドです。Prismaのクライアント生成後にビルドすることでエラーを回避します。

注意点

  • 環境変数DATABASE_URLなどのPrismaが必要とする環境変数を、Vercelの環境にも設定してください。これが不足しているとデータベース接続エラーが発生します。
  • Prismaの依存関係prismaパッケージやその関連ライブラリが最新バージョンでインストールされているかを確認しましょう。

まとめ

上記の設定で、Vercelでのデプロイ時に発生するPrisma関連のエラーを解消することができます。PrismaとNext.jsの組み合わせでのデプロイ時のエラーに困っている方は、ぜひこの方法を試してみてください。

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