NPO法人クライシスマッパーズ・ジャパン (代表 古橋大地 以下 CMJ)のプロジェクトの一つです。 2018年10月に米国およびスイスに登録している非営利団体WeRoboticsとCMJがMOUを結びJapan Flying Labsが誕生しました。
Japan Flying Labs (理事長 古橋大地 以下 JFL)は地域コミュニティがドローン、ロボティックス、マッピングなどにより減災・災害対応、健康・人道的支援、環境問題、STEM教育など社会貢献に携われる社会がつくられるよう活動しています。
現在Flying Labs Networkとしてアジア、太平洋地域、アフリカ、南米その他の地域など世界30+の国々にFlying Labsがあります。 WeRoboticsとFlying Labsは共同でドローン、データー、ロボティックス、AIなどの専門知識を地域のリーダーによる地域主導で活用するナレッジハブのネットワーク構築をしています。
#####なんだかよくわからないですよね。じゃあ、実際JFLって何しているの? って思いますよね。
JFLの関係図
CMJの代表的なプロジェクトが災害ドローン救援隊「DRONEBIRD」です。古橋隊長のもと、災害時にドローンを活用し、迅速に現地の空撮画像を撮影し、その情報をもとに正確な地図をつくる部隊。それがDRONEBIRDプロジェクトです。
CMJの長男プロジェクトがDRONEBIRDとするとJFLは次男のようなプロジェクトです。
次男のJFLはCMJやDRONEBIRDの活動で、これは日本からFlying Labs Networkや世界に知らせたいという事をUse Caseやブログで紹介しています。
例えば、全国の30以上の自治体と災害協定 を結び日頃から自治体の防災訓練に参加し関係を密にし、災害時にドローンを遅滞なく飛ばせるように環境を整えていることをUse Caseとして紹介しています。 世界的にドローンを飛ばす許可等の取得が難しくなっている中、Flying Labs Network にはJFLのように災害対応しているFlying Labsがあります。日本のUse Caseを彼らは参考にできます。
また、今年は古橋理事長のブログ発信で熱海の土砂災害からOpen Dataの大切さについてknowledge shareをしました。
今までは自分がかかわっているCMJやDRONEBIRDの活動をメインにJFLは発信してきましたし、これからも発信していきます。 しかし、次男のJFLは災害対応に限定されずに人道的支援や環境問題などいろいろな分野をカバーするLabです。そしてJFLには他分野の多才なメンバーが参加しています。今後は他メンバーにも発信してもらい、活動をもっと世界に知ってもらえたらと思います。
コロナ禍の今、各国のFlying LabsやWeRoboticsのメンバーとは様々なWebinarや年2回のオンラインRetreatで話し合いや交流をしています。 今年10月のRetreatのculture sessionではJFLメンバーで 我ら日本のドローン芸人 谷+1さんがマシュマロキャッチを披露して大爆笑を得ました。
JFLのこと少しはわかっていただけたでしょうか?
Flying Labs Newtworkには日本と同じように自然災害の多いアジアや南米諸国が参加しているので、今後彼らとコラボして研究や活動ができたらと思います。