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AWSにおけるバックアップの種類

Last updated at Posted at 2022-09-22

AWSにおけるバックアップの種類

初めに

何となくしか理解できていなかった分野。5回目はAWSにおけるバックアップの種類についてです。
AWS上ではEC2のバックアップ、RDSのバックアップ、AWSBackupでのバックアップなどいろいろと種類があり、業務で扱っていながら何となくの理解で済ましてしまっているのでこれを機にしっかりとまとめたいと思います。

バックアップの種類

まずこの記事で扱うAWSにおけるバックアップの種類ですが、下記についてかいせつしていこうとおもいます。
・EC2のバックアップ
・RDSのバックアップ
・AWSBackup(AWSのサービス名)で取得できるバックアップ

EC2のバックアップ

そもそもEC2のバックアップはEBSスナップショットとAMIがあります。

EBSスナップショット

EBSスナップショットは、EBSのバックアップでS3上に作成されます。S3に保管されたスナップショットはリージョン内の複数のAZ間で同期されます。

AMI

AMIにはEBSのスナップショット情報、AWSアカウントがAMIを使用してインスタンスを起動可能にするための起動許可、インスタンスの起動時にインスタンスにアタッチするボリュームを指定するブロックデバイスマッピングなどの情報が含まれており、AMIさえあればEC2をAMI取得時点の状態に復元できます。ですので、EC2のバックアップは基本的にAMIを取得するという形になります。(その中にEBSのスナップショットも含まれます。)

RDSのバックアップ

RDSのバックアップはRDS自体に備わっている自動バックアップと手動でバックアップを取得する手動バックアップの2種類があります。DBインスタンスの初期スナップショットはDBインスタンスの古データ、後続のスナップショットは増分のデータが保存されます。

自動バックアップ

自動バックアップで取得されるバックアップは2種類あります。
1つ目が、スナップショットです。1日1回バックアップウィンドウとして設定された時間帯に取得します。
2つ目が、トランザクションログです。トランザクションログは、RDSへのすべての書き込みトランザクションを記録しているログで、5分ごとに取得されます。
この2つのバックアップデータを組み合わせることで、特定の時刻を指定し、その時刻時点のデータを復元することができます。

手動バックアップ

文字通り手動でバックアップを取得する方法です。自動バックアップとは異なり、手動スナップショットはバックアップ保持期間の影響を受けません。スナップショットは期限切れになりません。

AWSBackUp

AWS Backup はフルマネージド型のバックアップサービスであり、AWS のサービス、クラウド内、およびオンプレミス間で簡単に一元化およびデータ保護を自動化できます。このサービスを使用すると、1 つの場所でバックアップポリシーを設定し、AWS リソースのアクティビティを監視できます。
また、RDSは自動バックアップ機能があるのでAWSBackUpでわざわざバックアップを取得する必要があるのか?と思うかもしれませんが、AWSBackUpだと、「指定の時間に取得できる」「RDSが削除されてもバックアップが消えない」「他のリソースと同じ場所で一元管理できる」等のメリットがあります。

サポートされている代表的なリソースは
・EC2
・S3
・EBS
・RDS
・EFS
などなど。。これ以外にも多くの種類のリソースをサポートしています。

ちなみにEC2のバックアップはAMIを取得という形になります。また、AWSBackUpのコンソールでは手動、自動、AWSBackUpで取得したバックアップが一元的に管理されています。

まとめ

次回以降ですが、Linuxのディスク回り、AWSのセキュリティサービスなどについてまとめようと思います!

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