コーヒーにお世話になっている方は多いでしょう.人間にとってコーヒーは欠かせないものです(適当).
ネットの海をのんびり泳いでいたところ,LaTeX Coffee Stainsというものを見つけました.
その名の通り,コーヒーの染みを付けられるらしい.
##やってみよう
僕は普段からVisual Studio CodeでLaTeX Workshopを使っています.これ便利ですよね.
まず先ほどのサイトから圧縮ファイルをダウンロードし,それを解凍して中にあるstyファイルを今から作るtexファイルと同じディレクトリに置いておきます.ダウンロードするのは最新のものでいいでしょう.
必要なパッケージは以下の通りです.
\usepackage{tikz}
\usetikzlibrary{arrows,shapes}
\usepackage[utf8]{inputenc}
\usepackage{pxfonts}
\usepackage{pxpgfmark}
\usepackage{coffee4}
documentclassについてはなんかいい感じでどうぞ.
それでは染みをつけていきましょう.LaTeX Coffee Stainsを使ってできる染みの種類は4つです.それぞれ以下のように書くことで描画できます.
\cofeAm{alpha}{scale}{angle}{xoff}{yoff}
\cofeBm{alpha}{scale}{angle}{xoff}{yoff}
\cofeCm{alpha}{scale}{angle}{xoff}{yoff}
\cofeDm{alpha}{scale}{angle}{xoff}{yoff}
alphaは透明度を0~1の間で指定できます.
scaleは大きさで,デフォルトが1になります.
angleは回転角で0~360°.
xoff,yoffで位置を調整できます.単位をcmと書いてやらないといけないっぽい.
ちなみにcofeAmはこんな風になります.
たぶんこれでいけるはず.「書き方ミスってないのになんかエラー出た!」というような場合があれば,おそらくパッケージの問題だと思われるので調べてみてください.
では最後に,製作者様の言葉をお借りして終わりにします.
Coffee will save the world.
参考サイト
http://s-shimotori.hatenablog.com/entry/2015/08/10/164440