はじめに
yumやrpmでインストールしたプログラムがどこにインストールされたのかを確認する方法を調べたので
メモ書きとして残す。
結論
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8029047.html
によると、特に指定が無ければFHSに従ってインストールされるとのこと。
※FHSについて:https://linuc.org/study/knowledge/503/
yumやrpmで特にオプションを付けずにインストールすればこの作法に則った場所にインストールされます。
・必要なコマンドは/bin,/sbin,/usr/binなどに
・設定ファイルは/etc/xxxx/xxxx.conf などに
・ライブラリは/lib,/user/lib などに
などなど。
プログラムのインストール先は↓↓のコマンドで確認できる。
rpm -ql [パッケージ名]
※:【 rpm 】コマンド(応用編その1)――パッケージの情報を調べる(1)
※↓↓は、もともとやってみたことのメモ書き。色々やった結果、↑↑の結論にたどり着いたので
そのときの思い出ってことでそのまま残す。
はじめに
yumでインストールしたhttpdの初期設定ってrpmファイルを分解したらわかるんじゃない?
という好奇心から始まった夏の自由研究的なお話です
やること
1.yumdownloaderを使ってrpmを取得する
yumdownloader [パッケージ名]
2.rpm2cpioを使ってrpmを展開する
rpm2cpio [rpmファイル]
3.ガッツで初期設定を探す
grepで…
yumdownloaderを使ってrpmを取得する
# yumdownloader httpd
結果がこちら。DLしたrpmはカレントディレクトリに保管されてました。
rpm2cpioを使ってrpmを展開する
# rpm2cpio httpd-2.4.46-1.amzn2.x86_64.rpm | cpio -id
結果がこちら。etcディレクトリとかがいきなりとれる。ちゃんとディレクトリを用意しておいたらよかったかな…
ガッツで初期設定を探す
ここからが本来の目的!
…が見つからない。。。Makefileとかconfigureの設定とかあるんじゃないのか…っと思ったけど何もなく
すでに出来上がった状態のbinファイルなどが保管されているだけだった…。
突然の解決
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8029047.html
が完璧すぎる回答を書いていたのでそのまま記載。
特に指定が無ければFHSに従ってインストールされるそうだ。なんてこった…
※FHSについて:https://linuc.org/study/knowledge/503/
yumやrpmで特にオプションを付けずにインストールすればこの作法に則った場所にインストールされます。
・必要なコマンドは/bin,/sbin,/usr/binなどに
・設定ファイルは/etc/xxxx/xxxx.conf などに
・ライブラリは/lib,/user/lib などに
などなど。
わざわざ、rpmを展開しなくてもよかったんやーーー!ということで解決。
そして一番知りたかった「yumでインストールしたアプリケーションはどこにインストールされているかってどうやって知ったらいいの?」については↓↓でわかるよってことらしい。
rpm -ql [パッケージ名]
…やってみると、、、ほんとだー。
勉強したことが身についてないことがよくわかるお手本のような事例。。。
※:【 rpm 】コマンド(応用編その1)――パッケージの情報を調べる(1)
オマケ:yum、rpmであえてインストール先を指定する方法
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8029047.html
にて、追加の説明でわかった。
インストール先を指定する場合はyumなら"installroot"、rpmなら"prefix"オプションで指定出来ます。
んーーー。installrootのこと考えると話がどんどん脱線するのでこれはまた今度にしよう。
最後に・・・当初想定していた結果と違っちゃったので「結論」を先に書いてこれまでの紆余曲折は思い出として後ろに残すようにしよう。
~おしまい~