#はじめに
オンラインでプログラミング学習ができるProgate
とpaiza
について、比較してみた。
なお、以下は2020/2/2時点の内容でまとめている。
#URL
- Progate
- paiza
#自身の実施状況
- 両方とも全コースを実施していない
- Progate、paizaともに実施状況に応じたレベルやランクが設けられている。
- Progateはコースの実施回数に応じてレベルが上がる。現時点でLv.86。
- paizaは問題の解答結果に応じてランクが上がる。現時点でランクB。
#比較(基本情報)
まずは基本的なところの比較
対応言語の種類やコース詳細は後述
サイト | 難易度 | コンテンツ内容 | 無料範囲 | 有料プラン (税込) |
環境構築 |
---|---|---|---|---|---|
Progate | 初心者向け | プログラミング | 触り部分だけ無料 | 月額1,078円 | 不要 |
paiza | 全般 | プログラミング eラーニング 等種類が豊富 |
スキルチェックは全て無料 eラーニングは触り部分だけ無料 |
3プランあり 1か月:1,078円 6か月:4,488円 12か月:7,200円 |
不要 |
#比較(対応言語、カリキュラム)
それぞれで対応している言語について比較する
なお、paizaはスキルチェックとeラーニングで実施できることが異なり、eラーニングではプログラミング以外に情報処理の概念についても学ぶことができるが、まとめて記載する
##対応言語(Progate・paiza)
対応言語 | Progate | paiza スキルチェック |
paiza eラーニング |
---|---|---|---|
HTML&CSS | 〇 | × | 〇 |
JavaScript | 〇 | 〇 | 〇 |
jQuery | 〇 | × | × |
Ruby | 〇 | 〇 | 〇 |
PHP | 〇 | 〇 | 〇 |
Java | 〇 | 〇 | 〇 |
Python | 〇 | 〇 | 〇 |
Command Line | 〇 (※1) |
〇 | 〇 (※1) |
Git | 〇 | × | 〇 |
SQL | 〇 | × | 〇 |
Sass | 〇 | × | × |
Go | 〇 | 〇 | × |
React | 〇 | × | × |
Perl | × | 〇 | × |
C (++,#) | × | 〇 | 〇 |
Objective-C | × | 〇 | × |
Scala | × | 〇 | × |
Swift | × | 〇 | × |
※1:ProgateはUnix 、paizaはLinux
|
##Webアプリ開発コース(Progate・paiza)
単純なプログラミングだけではなく、実際にWebアプリを開発するコースもある。
その際の言語とフレームワークは以下の通り。
対応言語 | Progate | paiza |
---|---|---|
Ruby | Ruby on Rails5 | Ruby on Rails5 Sinatra |
PHP | 無し | Laravel |
Python | 無し | Django Flask |
##プログラミング以外の講座(paizaのみ)
前述の通り、paizaのeラーニングではプログラミングだけではなく、情報処理の考え方などの基礎も学ぶことができる
講座 | 概要 |
---|---|
ストラテジ | システム戦略と企業活動 |
マネジメント | プロジェクトマネジメントとシステム戦略 |
Web技術 | WebサービスやWebアプリケーションの基本となるインターネットの仕組み |
Webセキュリティ | Webセキュリティの実践 |
機械学習 | Pythonを使用した機械学習 |
##その他のコンテンツ(paizaのみ)
paizaでは問題を解いて、キャラを育てていくゲームもある。
言語に指定はなく、上記スキルチェックに〇のある言語であればどれでもいい。
また、期間内に問題を解答することで、Amazonのギフトカードをもらえたりもする。
#paiza利用時の留意点
paizaはエンジニアとしてのキャリア形成も兼ねているため、企業の採用にも用いられている。
そのため、スキルチェックで問題を解いたりしていると企業からのスカウトが来る可能性がある。
#まとめ
Progateは例題に沿ってプログラミングをしていく体系なので、初心者向けといった感じ。
paizaのeラーニングはProgate同様例題に沿って学んでいく体系なので、初心者でも取り掛かりやすい。
ただ、スキルチェックは決められた時間内で要件を満たすプログラムをゼロから実装する必要があるため、一定の経験が必要。