はじめに
windowsにはWSL2(Windows Subsystem for Linux)というLinuxターミナルがありますが、こちらでkubernetsを構築する際の覚書に記事を投稿しております。そのため、不足している部分とかあるかと思いますので、その点に気をつけていただいて読んでいただければと思います。。
手順
- WSL2を公式サイトの手順に基づきインストールする。
- ディストリビューション(Ubuntu)をMicrosoftStoreからインストール
- ubuntuを起動し、アカウント名とパスワードを入力してアカウントを作成する
- 以下のコマンドを実行してパッケージを更新する。
sudo apt update
sudo apt -y upgrade
sudo apt -y dist-upgrade
5.dockerに必要なパッケージをインストール
sudo apt install \
ca-certificates \
curl \
gnupg \
lsb-release
sudo mkdir -p /etc/apt/keyrings
curl -fsSL https://download.docker.com/linux/ubuntu/gpg | sudo gpg --dearmor -o /etc/apt/keyrings/docker.gpg
echo \
"deb [arch=$(dpkg --print-architecture) signed-by=/etc/apt/keyrings/docker.gpg] https://download.docker.com/linux/ubuntu \
$(lsb_release -cs) stable" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/docker.list > /dev/null
※)途中でGPG関連のエラーが発生した場合は、以下のURLを参照してみてください。
https://co.bsnws.net/article/140
- dockerのインストール
sudo apt update
sudo apt install docker-ce docker-ce-cli containerd.io docker-compose-plugin
- dockerをroot権限なしで実行可能にする
sudo usermod -a -G docker $USER
- dockerを起動する。
sudo service docker start
- dockerの動作確認
docker run hello-world
- asdf(minikube、kubectlのバージョン管理に使用、他にもpythonなどのプログラミング言語の管理が可能)を導入する。
sudo apt install -y curl git
git clone https://github.com/asdf-vm/asdf.git ~/.asdf
cat <<EOF >> ~/.bashrc
# asdf setting
. $HOME/.asdf/asdf.sh
. $HOME/.asdf/completions/asdf.bash
EOF
exec $SHELL -l
- asdfにより、minikubeとkubectlをインストールする
# minikubeのインストール
asdf plugin-add minikube
asdf list-all minikube # minikubeのバージョン一覧が出てくる
asdf install minikube (インストールしたいバージョン)
asdf global minikube (インストールしたいバージョン)
# kubectlのインストール
asdf plugin-add kubectl
asdf list-all kubectl # kubectlのバージョン一覧が出てくる
asdf install kubectl (インストールしたいバージョン)
asdf global kubectl (インストールしたいバージョン)
- minikubeをスタートさせ、kubectlのバージョンを確認
minikube start --vm-driver=docker
kubectl version
- kubernetsの動作確認を公式サイトに基づいて行う
あとがき
こちらの手順を踏んで、もし何かエラーが発生するようでしたらコメントなどしていただけると、記事の修正の参考になりますので助かります…。