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Mac OS X (yosemise)でBurp Proxyを使ったWi-Fi 透過型Proxyを作る

Last updated at Posted at 2015-05-08

やること

Mac OS X (yosemite)で、Burp Proxyを使ったWi-Fi 透過型Proxyを構築する。

目的

burp proxyのよくある使い方説明は、通常のFoward Proxyとして、クライアント側でProxyとしてBurpを利用するように設定して利用している。けどスマホ(iOSやAndroidなどなど)の脆弱性試験とかだと、いちいち設定するの面倒だし、そもそもProxy設定が出来なかったり無視したり(Androidとか)するで不便だったりする。

透過型とすることで、強制的に全てBurpを通すようすることが出来る。

構成

Mac を無線LAN APとして、無線APにきたhttp(s)通信を全てBurpにリダイレクトさせる

device ---> mac[ wifi --PFでリダイレクト--> burp --> ether ] ---> internet

必要な物

使う物

設定

無線LANアクセスポイント化する

ネットワーク共有でWiFiを共有する

  1. 有線LANをつないでおく
  2. システム環境設定 -> 共有 -> インターネット共有 で
    1. 共有する接続経路を有線LANのポート(USB Ethernetなど)
    2. 相手のコンピュータが使用するポートをWi-Fi
    3. Wi-Fiオプションを設定。(セキュリティなしだと接続され放題になる)
      1. セキュリティを WPA2パーソナル
      2. パスワードを設定
    4. インターネット共有にチェック

Burp Proxyを起動する

  1. Burp Proxy を起動する
    • 本例では 127.0.0.1:8080
  2. invisible に設定する
    • Proxy -> Options -> Proxy Liseners -> Edit -> Request handling -> Support invisible proxying をONにする

PFを使ってポートフォワーディングする

※yosemite未満の場合にはipfwでフォワーディングする。詳細は省略

PFを使う前に、IPフォワーディング許可の設定をする

% sudo sysctl -w net.inet.ip.forwarding=1

Burp Proxyを127.0.0.1:8080で起動。ネットワーク共有のBridgeがbrige100 の場合
(on bridge100 を省略してしまって全部のインターフェースを対象にしちゃっても動くので困らなければそれでもOK)

PFの設定ファイルを作る

pf_transproxy_8080.conf
rdr on bridge100 inet proto tcp from any to port 80 -> 127.0.0.1 port 8080
rdr on bridge100 inet proto tcp from any to port 443 -> 127.0.0.1 port 8080

実行する

% sudo pfctl -ef pf_transproxy_8080.conf

これで、ネットワーク共有にきたport 80, 443 宛のTCPパケットは全て、Burp Proxy にフォワードされるようになる

なおPFの設定確認は

% sudo pfctl -sn

でできる

使う

これで共有している無線LANアクセスポイントにつないだ端末からのhttp, httpsアクセスは全てBurp Proxyを通るようになるので、あとは焼くなり煮るなりする。

検証環境構築で参考にした情報

最後に

色々調べて作ったけど、、、、
mitmproxyには公式ドキュメントに方法が載っていた、、、orz
http://docs.mitmproxy.org/en/stable/transparent/osx.html

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