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windows10(WSL2)でRailsの環境構築をしてみた (2) ~Rails導入/起動編~

Last updated at Posted at 2020-04-25

#はじめに
前回記事にてWSL2の導入ができましたが、今回はWSL2を用いて実際にUbuntu 18.04に環境を構築していきます。

#Ruby(Rails)導入
@ksh-fthr さんの以下記事を参考にしました。
Windows10 で WSL を使って Rails 環境を構築したときのメモ
見出しRails 環境を構築しよう1~8を実施してください。

今回しようとしているのは上記の記事と若干違うので、以下の点だけ異なっています。
Ruby 2.6.6を導入
・sqlite3ではなくmysqlを導入するので7.sqliteを入れようは実施不要

#WebPackerの導入
rails6からWebpackerが必須となり、Webpackerを入れないと、Railsアプリ作成の際にエラーが出てしまいます。
Ubuntu 18.04 LST にて以下コマンドを実行してください。

まず、Webpacekrをインストールするためのyarnをインストールします。
単純にapt-get install yarnだけだとバージョンが古くてWebpackerをインストールできなかったので、以下コマンドでバージョンの新しいyarnを入れます。

Ubuntu18.04
curl -sS https://dl.yarnpkg.com/debian/pubkey.gpg | sudo apt-key add -
sudo apt-get update
sudo apt-get install yarn

本命のWebpackerを導入します。

Ubuntu18.04
rails webpacker:install

#mysqlの導入
今回はsqliteの代わりにmysqlを導入します。
Ubuntu 18.04 LST にて以下コマンドを実行してください。

mysqlの導入

Ubuntu18.04
sudo apt-get install mysql-server mysql-client

mysqlのバージョン確認

Ubuntu18.04
実行コマンド
mysql --version
実行結果
mysql  Ver 14.14 Distrib 5.7.29, for Linux (x86_64) using  EditLine wrapper

バージョンが表示されれば導入完了です。

mysqlにはデフォルトでrootユーザが用意されていますが、これをrails上で使用するとすると、権限の問題で弾かれてしまいます。
root以外のユーザを作成し、きちんと権限も与えてあげましょう。
以下、コマンド例になります。

ユーザ作成例(rootで実行)

CREATE USER railsuser@'localuser' IDENTIFIED BY '******(パスワード)'

権限付与例(rootで実行)

GRANT ALL ON *.* TO railsuser@'localuser';

#Atom導入
今回はエディターとしてAtomを利用します。
Ubuntu 18.04 LST にて以下コマンドを実行してください。

Ubuntu18.04
sudo add-apt-repository ppa:webupd8team/atom
sudo 
sudo apt-get install atom

以下コマンドを実行すると、Atom がGUIで立ち上がってきます。

Ubuntu18.04
atom
2020/5/30 追記

WSL2で開発するならVScodeの方が互換性が強く、こちらを使わない理由はないです。
ここで言っていることは無視して、おとなしくVScodeを導入してください(^^;

#Rails サーバ起動
Ubuntu 18.04 LST上でRailsサーバを起動していきます。

###1. アプリ作成
新しいアプリ作成します。

Ubuntu18.04
rails new sample -d mysql
cd sample

###2. mysql設定ファイル編集
/config/database.ymlにmysqlのログイン情報を記載します。

database.yml
# MySQL. Versions 5.5.8 and up are supported. 
#
# Install the MySQL driver
#   gem install mysql2
#
# Ensure the MySQL gem is defined in your Gemfile
#   gem 'mysql2'
#
# And be sure to use new-style password hashing:
#   https://dev.mysql.com/doc/refman/5.7/en/password-hashing.html
#
default: &default
adapter: mysql2
encoding: utf8mb4
pool: <%= ENV.fetch("RAILS_MAX_THREADS") { 5 } %>
username: railsuser
password: ******(パスワード)
socket: /var/run/mysqld/mysqld.sock

usernamepasswordをmysql導入時に設定した内容にしてください。

また、テスト・開発・本番用のDBはあらかじめmysqlにて作成しておいてください。

###3. サーバ起動
サーバを起動します。

Ubuntu18.04
rails s

ブラウザにてlocalhost:3000に接続して以下画面が表示されたら成功です。
2020-04-26 (6).png

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