この記事は 子育てエンジニア Advent Calendar 2020 の8日目です。
コロナ禍...
在宅ワーク...
体力とヒマを持て余す子供達...
- 忙しいとき子供の行動についイラッとする
- 子供が言うことを聞かなくて困っている
コンピューターサイエンスを知らずしてプログラミングすると壁にぶち当たるように、
知識を学ばずに子育てをして壁にぶち当たりました。
私と同じような子育てエンジニアの方に、もしかしたらタメになるかも知れない話を書きます。
チャイルドコーチングマイスター
会社の福利厚生を利用し、チャイルドコーチングマイスターという資格を取得しました。
https://jafa.jp/shikaku17
子供に言うことを聞かせる資格ではありません。
子供と信頼関係を築き、可能性を伸ばしてあげるための資格です。
コーチング?
スポーツなどのコーチと語源は同じらしいです。
コーチングとは対話の中で自分から答えや課題を見つけられるよう導く技術のことです。
一時期テレビでよく放送されていたメンタリズムもコーチング技術の一種らしいです。
資格取得まで
WEBの教材を読み、WEBで試験を受講します。
平均1ヶ月程度で取得可能とされています。
私は短期集中して5日間で合格しました。
学んだこと
学んだことを少しだけご紹介します
承認する
教材にマズローの5段階欲求説が出てきます。
子供の承認欲求を満たしてあげることが、より高い人間性を育むために必要である と。
「あぁ〜そういえば忙しさにかまけて目を合わせないで返事することあったなぁ」
なんて反省しました。
目を合わせて話すことも相手を承認する行為の一つです。
言ってることがはちゃめちゃなら、その言い分は承認しなくとも
その子の存在はちゃんと承認してあげる というのが大切なようです。
敏感期
子供が特定のものに急に興味を示し、いつの間にか飽きている...
また何か始めても飽きるんじゃないかな...
なんて思うことがしばしばありました。
が、これは大事な成長のサイクルであることを知りました。
幼少期に能力を習得するため特定のものに強い興味を示すことはあるそうです。
そして、習得が完了すると興味が薄れる。
これを敏感期というそうです。
資格取得してどうなったか
チャイルドコーチングを学び、資格を取得をした結果どうなったか。
- 子供が意図しない行動をとる
- 言うことを聞かない
という困った状況が即解決するようなことはありません。
ただ、今までであればイライラして叱責していたような場面でも、
-
まずはあの手法でコミュニケーションをとろう
と考えることができます - うまくいかない場合も、
一旦距離をおく・休憩する
ことが必要な場面を知っています - 子供の行動に対して積極的にアプローチできます
最後に
コーチングによる結果がすぐに子供の成長として感じることはできません。
が、 どうしたら良いか分からない
状態から どうするべきか考えられる
ようにになりました。
これは大きな進歩で、精神的にも楽になりました。
家庭にも少しは笑顔が増えたかな...?