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データサイエンティストって、どうやったらなれるのか?

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データサイエンティストの求人

うどん県にいてデータサイエンティストになれるのか?
そんな命題を解決すべく、DODAでデータサイエンティストの募集をググってみると1000件を超える募集が出てきました。
検索条件は技術職(SE・インフラエンジニア・webエンジニア)-データサイエンティストです(2021年12月13日のデータです)。
image.png

結構あるなと思ったのですが、地域を見ると、関東が78%で関西でも8%なので、結局完全に主都圏集中ですよね。ちなみに香川で限定すると10件あるのですが、勤務地は香川ではないのです。
そこで、「フルリモート、データサイエンティスト」でググると、Greenとかindeedで出てきます。Greenで約700件、indeedだと1700件以上あります。細かな条件考えるとそんなに簡単ではないことは想像できますが、でも募集はあるので、技術と経験さえあればうどん県でデータサイエンティストとして仕事のできる道はあるということはわかりました。
収入も他のIT技術者の水準からすると結構高いようです。人材不足なんですね。

そもそもデータサイエンティストっていう職種はあるのか

データサイエンティストで募集があるので、データサイエンティストという職種があるのだと思っていたのですが、個々の募集の内容を見ると、ん? 結局、機械学習エンジニアだったり、Pythonプログラマだったり、データアナリストだったり・・・。
データサイエンティストという名称の役職や資格がある会社もあるようですが、ほとんどはそうではなくで、データサイエンスに必要な技術を持つ技術者をデータサイエンティストとして募集しています。
ちなみに、データサイエンティスト協会のHPを見ると、なんと「データサイエンティストには明確な定義がない」と明記されています。

Pythonさえ書ければデータサイエンティストの募集に応募して大丈夫か?

データサイエンティストの募集でPythonプログラマが募集されていますのでPythonさえ書ければデータサイエンティスト募集に応募しても大丈夫かという疑問が生まれますが、まあ、直観的にデータサイエンス領域の経験が無ければ難しいだろうなと感じます。
実際に募集内容を見ても、経験があることが前提のような書き方がされていたり、逆に経験が積めますよみたいな募集が多いようです。

データサイエンティストの募集に応募できる技能、経験ってなに?

データサイエンティスト協会のHPでは、データサイエンティストに必要な能力を

データサイエンス力

データエンジニアリング力

ビジネス力

で定義しており、Pythonプログラマはデータエンジニアリング力に位置づけられます。
なので、Pythonプログラマはデータエンジニアリング力に軸足を置いているのですが、それ以外の技術者と連携するために、データサイエンス力とは何か、ビジネス力とは何か、ある程度の知識が必要だということです。

やはりデータサイエンス全般を知っておくことが重要で、まずは、この辺をクリアする努力は必要なようですね。

あとは経験が必要なのですが、いわゆるOJTですよね、これは難しい。
データサイエンスで仕事を進めている会社に入ればその環境があり、経験が積めますが、まずはそこにどうやって潜り込むか。高いハードルで、このことが、首都圏集中の原因の1つとなっているように思います。まあ、データサイエンスに限ったことではないのですが。

地域でのデータサイエンティスト育成に向けて

結局、うどん県にいて、データサイエンティストを目指すのは難しいのでしょうか?
そんなことはないのです。オープンソースのプログラム言語のRubyはご存じだと思います。「Rubyの聖地松江」って知っていますか?島根県の松江です。でもRubyの聖地であり、町を挙げてRubyプログラマを育成したり、企業も集まってきているようです。

もともとは、Rubyの開発者のまつもと氏が松江在住から始まったようですが、地域にRubyの環境を作ったことで、松江でRubyが普及し、ビジネスに繋がっていく歴史がHPで見ることができます。
うどん県でもデータサイエンスコミュニティみたいなものが育てば、地域のその中で、データサイエンティストとしての経験が積める環境ができるかもしれません。
コンパクトシティで行政もデジタル化推進を強力に進めているうどん県であれば可能なのではないでしょうか。

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