はじめに
何事も集中していると思わず休憩を取らずにのめりこんでしまいます。
休憩を取る時間が無駄と感じる人もいるでしょう。
しかし、これから何年、年十年働いていく中で、その状態は保ち続けることはできるでしょうか?
休憩時間を定期的に確保し、休憩中に何をするのかを意識することで1日を通して集中力を保てるようにする。そして1週間、1か月、1年間集中できる状態を保つことができれば、さらに生産性は上がるかもしれません。
休憩を取る意味
休憩を取る意味は、「長期的に集中力を保つ」ためです。短期的で爆発的な集中力の発揮は大きな疲労を引き起こし、反動に長時間の休憩が必要となります。また、ストレス等も蓄積されるでしょう。
定期的に休憩をはさむことで
- 疲労感を感じにくくする
- 休憩するまでの時間内でできる限り進めようと意識できる
- 達成感を少なくすることで、次の業務にすぐ取り掛かれる
- 仕事が終わった後、自分の時間のための余力を残せる
- あえて中途半端なところで終わることで、早く続きをやりたいと思わせる
どのくらいの頻度で休憩を設けるのか
「ポモドーロ・テクニック」を用いる
作業と休憩を繰り返し行う時間管理の一つ。
(ポモドーロとはイタリア語でトマトを意味し、考古学者であるイタリア人のフラチェスコ・シリロ氏が、トマト型のキッチンタイマーを使って時間を計測していたことが由来だそうです)
手順
- タイマーを25分セットする
- 作業する
- 作業が終わったら5分休憩
- 休憩が終わったら再び25分間作業する
- これを繰り返す
人によっては、
- 作業時間が25分なのは短いor長い
- 休憩時間が5分なのは短いor長い
という人もいるでしょう。
こちらは自分に合った時間間隔で区切るのがいいと思います。
(私は30分作業して3分休むようにしています。)
一番大事なのは長期的に集中力を保つことです。
休憩中に何をするのか
何をすべきなのかの前に、してはいけないものを挙げます。
・スマホを見る
・パソコンを見る
・区切りがいいところまで作業を続けようとする
・毎回ずっと椅子に座り続ける
これらは休憩時間を確保しても脳や体を休憩することができないので控えましょう。
休憩中にすること
ストレッチ
長時間椅子に座り続けることで筋肉が硬直し、血流が悪くなります。血流をよくすることで脳に血液が回るようになり、疲労軽減につながります。
自分の好きなストレッチ方法を見つけるといいでしょう。
ベランダに出る
室内で仕事をしている人は外の空気を吸う頻度も少なくなるでしょう。日光を浴びることは、脳内にセロトニンが分泌させ、「心身のリラックス、脳を活発に働かせる、平常心を保つ」等の効果があります。日光を浴びながら外の新鮮な空気を吸うことは気分も晴れ晴れするでしょう。
瞑想
作業中は常に頭を回転させるため、様々な情報であふれてしまいます。瞑想をすることで、「頭をスッキリさせる、不安やストレスを軽減する」といった効果が見込めます。呼吸だけに集中して脳内を整理しましょう。
ウォーキング
ストレッチ同様、血行のめぐりを良くすることは頭を働かせるうえでも非常に重要なことです。「水を取りに行く、配達物を取りに行く」など理由は何でも構いません。椅子から立ち上がり、体を動かしてみましょう
ヒーリングミュージックを流す
ヒーリングミュージックをかけることで、作業中で興奮状態にある脳を休ませることができます。ヒーリングミュージックによって自律神経を整えることで心身リラックスした状態で再び作業にもどることができるでしょう。
まとめ
定期的に休憩を取ることで一日を通して集中力を継続することができます。
「やるべきことに集中する」 ことが普段の生活をより良いものにするでしょう。
ぜひ休憩のとり方を意識しながら作業に取り組み、一緒に集中力を高め、生産性を高めていきましょう。