仕事を今年から始めて、「集中」というテーマに意識を向けてきました。
「どうやったら集中できるのか」
「どうしたら集中力を切らさずに業務をこなせるのか」
「集中力を持続させるためにはどうしたらいいのか」
このような疑問を考えながら取り組んできました。
ただし、集中できたとしても、その後の疲労感が非常に大きく、結果的に長時間休むことになってしまったり、集中できた日とできなかった日の差が激しいと感じていました。
そこで新しい考え方として学んだのは、「集中しないことに目を向ける」というものです。
1日の中で集中できる時間はおおよそ限られているようです。そのため、昼間に集中し続けることで夜には疲労困憊状態になり、結果的にパフォーマンスが低下してしまっていたのだと思います。
さらに、集中した日の翌日が集中できない日になると、結局どちらの日も普通の状態で作業した場合と大差がない結果になってしまいます。
「集中しない」とは
「あえて集中力100%をずっと続けようとしない」ということです。
時間やタスクによって集中力の使い方を調整し、意識的に集中しない時間を確保することを指します。
集中しない時間を作るために取り組んだこと
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考えることが求められる業務は午前中に回す
集中できる時間が十分にあるうちに、頭を働かせる必要のある業務を優先して行います。 -
定期的に休憩時間を設ける
休憩を意識的に取り入れることで、仕事後の自己学習やプライベートの活動にも力を注ぐ余裕が生まれます。
「ポモドーロ・テクニック(25分作業 + 5分休憩)」などの時間管理術もあります。
- 余計なことに対する判断をできるだけ避ける
1日にできる判断の数は限られていると言われています。そのため、判断を必要としない場面(例: 「今日のご飯は何にしようか」など)でエネルギーを使わず、仕事や学習に集中するために判断力を温存します。
まとめ
「集中力」は有限のリソースであり、適切に配分することでより良いパフォーマンスを発揮できます。
集中すべき時間と休むべき時間を意識的に調整し、無理に集中し続けようとせず、メリハリをつけて取り組むことが大切だと感じました。
自分にとって最適な集中と休憩のバランスは人それぞれ異なります。試行錯誤を繰り返して、自分に合った方法を見つけることが大事でしょう。