新卒で実際に配属が決定してから、普段の業務に加えて意識的に先輩社員の方々にお願いして1on1をお願いしてきました。普段の業務ももちろん大事ですが、1on1をする意味と利点を自分なりにまとめてみました。
自分の知らない価値観を学ぶことができる
1on1を通じて、先輩社員の業務経験や成長の過程、直面した課題とその克服方法を学ぶことができます。通常の業務中では、個人のバックグラウンドに関する話を聞く機会は多くありません。しかし、1on1の場を設けることで、その人がどのように考え、どのように成長してきたかを直接知ることができます。これにより、他者の経験を自分の働き方に応用したり、新しい視点を得ることができるでしょう。
職場における知り合いを増やすことができる
仕事を進める中で、わからないことや困難に直面する場面は少なくありません。特に新卒にとっては、質問をすること自体に心理的なハードルがある場合も多いでしょう。しかし、1on1を通じて職場の人々との接点を増やしておくことで、質問しやすい関係を築くことができます。また、疑問や課題に対して適切な解決策を持っている人にすぐ相談できるようになるのも大きなメリットです。
自分の考えをアウトプットする機会に(しかもフィードバックもらえるかも)
1on1の場は、自分の悩みや考えを率直に共有し、それに対するフィードバックを受ける絶好の機会です。同じ会社や部署で働いていても、考え方や価値観は人それぞれ異なります。そのため、他者の視点や意見を取り入れることで、自分自身の考え方に新たな視点を加えることができます。これにより、思考の幅が広がり、自分の課題解決力や成長にもつながります。
特に日本では学生のころからアウトプットする機会が少ないと言います。アウトプットすることに慣れていないのです。だからこそアウトプットする機会を自ら作ることで、そこから学べるものはたくさんあるでしょう。
まとめ
1on1を活用することで、他者から学び、関係を広げ、自分の成長を加速させることができます。また、日頃の業務では得られないような新しい視点やアドバイスを受けることで、より柔軟で効果的な働き方を実現できるでしょう。積極的に1on1を活用することで、職場でのコミュニケーションが円滑になり、自己成長の機会も増えるはずです。