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LINE Bot+GAS+Google スプレッドシートで私の日々のスケジュールを管理するためのしくみをつくってみた

Last updated at Posted at 2021-05-30

##作ったきっかけ
最近の会議はほぼオンラインとなり、会議室の予約も発生しないことから(会議室予約だと1日前にリマインダーがくる)、開始15分前のリマインダー通知で会議の存在を思い出すケースが多々あります(反省)。そこで、**何とか改善せねば!と反省の意味もこめて、今回の仕組みを作ってみました。最終的にはGoogleスプレッドシートに反映されたスケジュールをGoogleカレンダーに反映させています。
結構たくさんの方が同じようなものをつくられているので、参考にさせていただきました。
##構成
LINE+GAS+Googleスプレッドシート+Googleカレンダーの構成です。
image.png
##作ったもの
LINEから
「日程、開始時間、終了時間、内容」を改行して入力します。
         image.png
入力した内容がGoogleスプレッドシートに反映されます。
image.png
Googleスプレッドシートに作成されたスケジュールを今度はGoogleカレンダーに反映します。(シート内の
「カレンダー連携」**ボタンを押下することで、反映されます)image.png
Googleカレンダーに反映されました。
image.png
##手順について
以下、作成手順を記載します。
###1.Googleスプレッドシートを作成します。
①googleドライブ→新規作成→googleスプレッドシートの順番です。
image.png
②スプレッドシートURLのd/から/edieまでの間(青色四角部分)がシートIDになるのでコピーします。
image.png
③ツール→スクリプトエディタ→コード作成ページへと進みます。
image.png
###2.コードを作成します。
LINEで入力したMSGをスプレッドシートへ連携するまでのコードです。

GASで作成
「var SPREADSHEET_ID =」の部分に先ほどコピーしたシートIDを貼付します。
image.png

見やすく表示します

var SPREADSHEET_ID = '1Wm7JkTpYC7LQVmJ7TttcMrfS-Rsl_********';//スプレッドシートのIDを入力する

function doPost(e) {

  // ユーザーのメッセージを取得
  var userMessage = JSON.parse(e.postData.contents).events[0].message.text;
  //LINEメッセージを「改行」で分割
  var messageParameter = userMessage.split(/\r\n|\n/);

  //対象のスプレッドシートを取得
  var targetSs = SpreadsheetApp.openById(SPREADSHEET_ID);
  //対象のシート取得
  var targetSht = targetSs.getSheetByName('シート1');
  //最終行取得
  var lastRow = targetSht.getLastRow();
  //現在年月日取得
  var date = Utilities.formatDate(new Date(), 'Asia/Tokyo', 'yyyy年MM月dd日');

  //各セルに書き込み
  //A列に記入年月日
  targetSht.getRange('A' + (lastRow + 1)).setValue(date);
  //B列に入力した日付(メッセージの1行目)
  targetSht.getRange('B' + (lastRow + 1)).setValue(messageParameter[0]);
  //C列に開始時間(メッセージの2行目)
  targetSht.getRange('C' + (lastRow + 1)).setValue(messageParameter[1]);
  //D列に終了時間(メッセージの3行目)
  targetSht.getRange('D' + (lastRow + 1)).setValue(messageParameter[2]);
  //E列に内容(メッセージの4行目)
  targetSht.getRange('E' + (lastRow + 1)).setValue(messageParameter[3]);
  

  return ContentService.createTextOutput(JSON.stringify({'content': 'post ok'})).setMimeType(ContentService.MimeType.JSON);
  }

###3.アプリをデプロイします
①デプロイから新しいデプロイを選択します。
image.png
②新しくデプロイします。
image.png
③WebhookにはりつけるURLが完成です。webアプリURLをコピーしましょう!
image.png
④Webhookにはりつけます(編集→はりつけ→検証)
https://account.line.biz/login?
image.png
⑤成功がでたらOKです。
image.png
##Googleカレンダーへの反映
Googleカレンダーへの反映については、以下の記事を参考にして作成しているので、コード含め詳細はこちらを参照ください。
https://www.whizz-tech.co.jp/3996/
##おわりに
GASに触れることができたのは楽しかったです!ただデバッグとかなれず結構時間かかりました。簡単な方法があったら教えてください。

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