内容
L2スイッチのspeed/duplex設定およびLANケーブルのストレートとクロスは気を付けましょうという話
恥ずかしい話だけど備忘録のため
事象
2年くらい前かな。ファイヤーウォールをリプレイス(国産FWからpfsense)するにあたりシングル構成のから冗長化へ変更
翌営業日になんか遅いんだけど…という事象が発生
問題
①ONU~Catalys2960Sのspeed/duplex不一致
元々、ONUはファイヤーウォールに直接接続していたが、冗長化にあたり2960Sを噛ませた
ONUのポート設定は100m/full固定であり、2960はautoとしたため、duplexがhalfとなっていた事が判明
②ONU~Catalys2960S間でストレートケーブルを利用していた
2960側のポート設定を100/fullに変更したらlinkdownとなってしまった
¥
え?ONU~スイッチってクロスなの?自動で判別してくれんじゃないの?speed/duplex固定すると自動判別offになるの?
ということでヨドバシカメラでLANケーブルを買いつつデータセンターに赴き、ケーブル交換したら事象解決
言い訳と反省
ONUの設定を把握していなかった(資料がなかった)し、そもそも気にしてなかった
ポート固定するとAuto MDI-Xが解除されるなんて知らなかった
ONU~スイッチ間はクロスケーブルだと思っていなかった(これもそもそも気にしていない)
→事前検証不足。もっと確認しましょう
スイッチのステータスを確認しなかった
速度を計測しなかった(適当なポート疎通が取れることでOKとした)
→作業後、機器ステータス確認および速度計測をしましょう。リンク状態の目視も必要か
簡単な疎通さえ取れれば、トラブルがでても設定の問題であり、リモートでリカバリできると考えていた
物理作業でミスがあると、データセンター要ったりでリカバリにだいぶ時間がかかるので注意しましょう