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ETERNUS用HDDをx86サーバで再利用する

Last updated at Posted at 2020-04-24

背景

富士通製ストレージ機器であるETERNUSがお役御免となった。
彡(^)(^)「大容量HDDが大量にあるやんけ!再利用したろ!」

事象

SASの大容量HDDなので、検証用サーバ等にぶっこんで再利用を計画した所、Raidコントローラが正常にHDDを認識しなかった

原因

520byteでフォーマットされていた
どうも検証用サーバのRaidカード(P410i)では520byteフォーマットのHDDは読み込めない模様

対処方法

512byteで再フォーマット
手持ち検証機ではSAS HDDをHBA接続できるものがなかったため、SAS HBAカードを購入

HBAカードにHDDを接続後、OS(CentOS7)を起動しdmesgを確認

sd 7:0:0:0: [sdc] 520-byte physical blocks

520byteでフォーマットされている事が分かる

sg3_utilsをインストール後、512byteでフォーマット

sg_format --format --size=512 /dev/sg3

これで再利用可能になる

520Byteでフォーマットされていた理由

・データ保全性コード  
    DIF (Data Integrity Field: データ・インテグリティー・フィールド)
    PI(Protection Information:保護情報 )などと呼ばれる

512Byte+トレーラー情報として8byte分追加しデータ信頼性を確保
所謂ストレージベンダーと言われる会社の製品は、一般的にトレーラー
情報を追加し、エンド・ツー・エンドデータ整合性を取って入る模様

ZFSなんかはソフトウェアでやってるよね。正直理解できていません。

無題.png

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