どうでもいい雑感と前置き
今更Raspberry Piを触りたくなった
以前購入して、すぐに飽きてしまった(というかそもそも目的なく購入していた)ため埃をかぶっていたRaspberry Piですが、ちょっとアイディアが湧いたので使ってみるかという気になりました。
あれ、公式からArch消えてるのん?
OS配布ページに行ってみたはいいものの、Archが無い・・・。もしやRaspberry Pi 2から非対応になってしまった?それでイメージファイルも消えてしまった?とか考えつついろいろ調べてみたら、一応ミラーリンクは生きてる様子。これをWin32diskimager使ってSDカードに書き込んで起動するが・・・
なんだか挙動が変なの
とりあえずパッケージアップグレードするかーと#pacman -Syu
を実行しrebootしました。
するとssh接続が効かなくなりました。
???と思いながらHDMIとキーボードをひっつけて起動すると、
Calling CRDA to update world regulatory domain
という謎の出力が起動後しばらく連呼されるという非常に鬱陶しい状態になっていました。
そしてssh接続できない状態は治らない・・・。
最新OS以外に用はねえ
いろいろ調べた結果、最新版のArch LinuxをRaspberry Piに入れてる方が散見されたので、まあさっきの問題は最新にすれば解決するんじゃねという結論に達しました。
しかし、下記参照にあるようにArch公式とか複数の方がやり方を紹介してくれているのですが、この方法ではどうも上手く行かず困っていたところ、自動化スクリプトを作ってらっしゃる方がいて、それを利用させてもらうことでうまくいきました。
本筋
環境
ノートPC(XPS13 2015 early)
Ubuntu入ったUSBメモリ(Sandiskのごついやつ)
SDカード(一応フォーマット済み)
手順
刺さったSDカードがどこに認識されてるかを探します。
ターミナルから$df -h
やら、$fdisk -l
やらと打ってみたり、ubuntuとかについてるディスクユーティリティからsdaとかsdbとかmmcblk0とかの文字を探してください。
私の環境では/dev/mmcblk0
にありました。
次に、自動化ツールをダウンロードして、中身のinstall.shをちょびっと改変します(p加えるだけ)。mmcblkではなくsdXにSDカードが存在した場合はこの手順は不要です。
14,15行目
BOOT_PARTITION_PATH=${SDCARD_PATH}p1
ROOT_PARTITION_PATH=${SDCARD_PATH}p2
また、諸事情があり固定IPの設定をしてほしくなかったので、その辺りの設定をしていた114~133行目の先頭に#を入れてコメントアウトしました。
あとは、install.shにmmcblk0の引数と適当なネットワーク(どうせ設定されないので)の引数を入れて実行するとあら不思議。Arch Linuxのインストールが完了します。
うーん
スクリプトの中身覗いた限り、手順自体はほぼ他のリンクのやり方と同じで、唯一ふたつ目のパーティションのファイルシステムがf2fsと指定されていることが違いだけど、なにがダメなのかさっぱりわからん。そもそもファイルシステムのことをきちんと理解していない。
参照
1.Raspberry Pi向けArch Linux ARMインストールの自動化(一部)
2.Raspberry Pi | Arch Linux ARM
3.ArchLinuxをRaspberryPiにインストール
4.Raspberry PiにArch Linuxをインストールする