記事の対象
インフラの勉強をしたいけど、AWSの料金が心配な方
経緯
請求書で金額がどーんと上がっている月があり、心配になったため、改めて料金の確認を行うことにしました。
注意点
あくまで個人で触る範囲でしか調べていないです。
情報に漏れがある可能性もあるので、参考程度に見て頂けると幸いです。
作業しているうちに3000円になっていた話
先月まで0円に近かったのに、急に料金が上がっていることに気づきました。
思い当たる節はいくつかあります。
1、EC2インスタンスたくさん起動させたままだった・・・
2、ドメイン取得したりした・・・
このあたりが怪しいですが、せっかくなので内訳をしっかり確認してみました。
EC2
請求書を見ると、予想通り無料枠を超えていたようです。
EC2の無料枠は、以下の通りです。
1、AWSアカウント作成後、1年間
2、月750時間まで
3、無料のインスタンスタイプであること(私はt2.microだった)
4、EC2インスタンス全体でカウントされる
私は4番目の注意事項を失念しておりました・・・。
その結果、422時間分超過してしまうことに。
まあ、でも日本円で800円ほどですから(しくしく)
不要なEC2インスタンスは終了させて停止しましょう。
EBS
ここは盲点でした。
EC2インスタンスをたくさん作ってしまったせいで、EBSの無料枠のボリュームを超えてしまいました。
EBSの無料枠は、以下の通りです。
1、月30GiBまで
2、EC2を停止してもEBSに対しての課金は停まらない
なんと、EC2停止してもEBSのボリュームは残り続けるようです。
削除するためにはEC2を完全に削除して、しっかりとEBSのコンソール画面で確認する必要がありそうです。
私は、4つあったので32GiBで無料枠を超えておりました。
4つとも稼働していたので15GiBも超過しちゃったんでしょうか。
それと、AMIを使用したのでスナップショット分が少しだけ料金発生しておりました。
ドメイン関係
残りは予想通りのドメイン取得関係でした。
内訳です。
レジストラはドメイン取得時と更新時に料金が発生します。
更新時とは取得から1年後です。
私は設定で更新をしないとした(はず)なので、1年経つとドメインがなくなりますね。
こちらはドメインを取得すると月々発生するものです。
25ゾーンまでは$0.5/月のようです。
DNSサービスは実行回数なども料金に加算されるようなので注意が必要かもしれません。
まとめ
請求書を改めてしっかり確認することで、料金設定についての知識をつけることができました。
AWSは料金の管理が怖いですよね。
学習していたら想像以上に料金が発生していた!ということがないようにしていきたいです。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。