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BeagleBoard-xM に Ubuntu 14.04 を導入する

Last updated at Posted at 2015-10-31

1. はじめに

アーリーアダプターな先輩から譲り受けた BeagleBoard-xM を Ubuntu 12.04 で使っていましたが、テキトウにアップデートしていたら、起動しなくなってしまいました。
そこで、今回、Ubuntu を再導入するにあたって導入手順を整理しようと思います。

※ Windows での導入手順です。

※※ BeagleBoard-xM というマニアックな機器ですが、いくつかの手順は Raspberry Pi & Ubuntu でも使えると思います。そのあたりは、空気をお読み頂ければと思います。

2. (必要があれば) SD カードをフォーマットする

使用する SD カードが Raspberry Pi などで利用済みのモノだったりする場合、先頭の数 MB が /boot パーティションに割り当てられ、残りがルート (/) パーティションとして割り当てられていたりします。
BeagleBoard-xM で使用していたモノもそうなので、フォーマットしてキレイにしておきます。
しなくても良いのかもしれませんが。

  1. SD Association から SD カードフォーマッターをダウンロードし、インストール
  2. SDFormatter を起動し、オプション設定の論理サイズ調整を ON に設定し、フォーマット

3. BeagleBoard-xM 用 Ubuntu 14.04 イメージをダウンロードする

特に問題がなければ、14.04.2 で良いと思います。

  1. イメージファイル .img.xz の .xz を解凍する
    ダウンロードしたイメージは、7-zip で圧縮されているため、解凍する必要があります。
    必要であれば、圧縮・解凍ツール 7-zip をダウンロードし、インストールください。

4. イメージファイルを SD カードに書き込む

Win32 Disk Imager を使用して書き込みます。

  1. Win32 Disk Imager をダウンロードし、インストール
  2. イメージ bbxm-ubuntu-14.04.2-console-armhf-2015-02-19-2gb.img を選択し、書き込み先 Device を十分に確認し、[Write] を押し、書き込む
  3. そこそこ時間がかかり、完了後、SD カードを抜き、BeagleBoard-xM に挿入する

5. BeagleBoard-xM で Ubuntu を起動する

ディスプレイ, HDMI, キーボード, LANを取り付け、電源を刺せば、起動します。
ログイン画面が表示されれば、以下のユーザー名とパスワードでログイン可能です。

  • ユーザー名:ubuntu
  • パスワード:temppwd

6. パスワードを変更する

さすがにアレなので、パスワードを変更しておきます。

$ passwd

7. パーティションサイズを拡張する

この時点では、SD カードのうち 2GB しか使用していないため、最大容量まで拡張するために、以下の呪文を実行します。拡張するスクリプトを実行し、再起動されます。

$ cd /opt/scripts/tools
$ sudo ./grow_partition.sh
$ sudo reboot

8. (必要であれば) DNS サーバーのアドレスを修正する

なぜか DNS サーバーのアドレスが間違っており、名前解決に失敗してしまっていたため、修正しました。

$ sudo vi /etc/resolvconf/resolv.conf.d/tail

誤:nameserver 192.168.1.1
正:nameserver 192.168.0.1

/etc/resolvconf/resolv.conf.d/tail
...
nameserver 192.168.0.1

9. 日本語キーボードレイアウトへ変更する

導入初期設定は、英語キーボードなので、日本語キーボードに変更します。
真っ先に、これをやるべきかもしれません…。

$ sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration
$ sudo reboot

詳しい手順は、先人のこちらを参照します。

10. タイムゾーンの設定を設定する

$ sudo dpkg-reconfigure tzdata

Asia/Tokyo を選択します。

11. つづく

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