AccessのVBAでエクセルファイル内に非表示シートが存在するか判定

概要

Accessで外部エクセルファイルを操作する前に
『エクセルファイル内に非表示シートが存在するか』
を判定したい。

非表示シートがあると下記のような弊害がある為。

やり方

非表示シートが存在するエクセルファイルか判定

Public Function IsHideSheetExistExcelFile(ByVal excel_file_path As String) As Boolean


    Dim excel_ As New excel.Application


    'バックグラウンドで起動。
    excel_.Visible = False
    excel_.UserControl = False
    excel_.Workbooks.Open fileName:=excel_file_path
    

    '全シート走査して表示状態確認。
    'excel_.WorksheetsはFor Eachのインターフェース無いのでForでまわす必要あり。
    Dim i_ As Long
    For i_ = 1 To excel_.Worksheets.Count
        If Not excel_.Worksheets(i_).Visible Then
            IsHideSheetExistExcelFile = True
            'バックグラウンドのエクセルを閉じる必要がある為、早期リターンはしない。
        End If
    Next
    
    
    'バックグラウンド起動のエクセル終了。
    excel_.Workbooks(1).Close SaveChanges:=False
    excel_.Quit
    

End Function

蛇足

非表示シートが一つでもあれば処理させないように設計した方がいいかも。

エクセルは人が見て処理することが多い。
非表示シートがあるということはつまり、そこに記載された内容を見落とす危険がある。

参考サイトさん

バージョン

Windows 10 Pro 22H2 OSビルド 19045.2486
Microsoft Access for Microsoft 365 MSO (バージョン 2212 ビルド 16.0.15928.20196) 32 ビット