#まずはrsyncをインストールしてバージョン確認
下記でインストール。
(CentOS8からインストールはdnfが標準になったようです)
dnf -y install rsync
インストール終了したら下記でバージョン確認してみましょい。
rsync --version
#まずは1ファイルコピーの動作確認
『/from/test1.txt』ファイルを『/to/』フォルダーへコピーする場合のコマンド。
ただし 実際にコピーはせずに動作確認だけ をするもの。
rsync -vn /from/test1.txt /to/
-
v
= rsyncの動作を端末に表示しなさいよオプション -
n
= 実際に処理はやらずにリハーサルだけしなさいよオプション(dry run)
結果はこんな感じ。(ファイルコピーは行われません)
慣れないうちは -vn
付けるのがよいかと思います。
#オプションを見てみよう
rsync -help
#とりあえずフォルダーをミラーリングするオプションだけ覚えよう
『/to』フォルダの中身を『/from』と同じにしたいな!っていうオプション。
rsync -acv --delete /from/ /to/
-
a
= ファイルの所有権や作成日等を維持したままコピーしなさいよ、あとサブフォルダーも再帰的に処理しなさいよオプション(アーカイブ) -
c
= コピーするかどうかはファイルサイズや更新日じゃなくてチェックサムを比較して判定しないさいよオプション -
delete
= コピー元に無いファイルやフォルダーはコピー先から削除しないさいよオプション
フォルダーを同期させる時はコピー元のファイルパス最後に『/』を付けるのを忘れないように注意。
付けないと『/to/from』フォルダが作成されてその中にコピーされちゃう…。
#蛇足
今回もDocker Desktop使って確認しました。
#参考サイトさん
https://www.server-world.info/query?os=CentOS_8&p=rsync
https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1702/02/news031.html
#バージョン
Windows10 Pro バージョン1909 OSビルド19042.685
Docker Desktop:3.0.0(50684) Engine:20.10.10 Compose:1.27.4
CentOS Linux release 8.2.2004 (Core)
rsync version 3.1.3 protocol version 31