概要
ファイルプロパティを開いて、下記をいちいち変更するのが面倒。
特に読み取り専用にしているファイルがやっかい。
読み取り専用にしているファイル 1つ1つに対して 下記をやらないといけない。
- プロパティひらいて、読み取り専用をいったん解除。
- ファイル内容変更して保存。
- プロパティひらいて、読み取り専用を再度設定。
ファイル属性に対する一括処理のbatがあると楽。
やり方
attrib
コマンドプロンプトには attrib
というコマンドがある。
これを使ってファイル属性の確認または設定ができる。
ファイル属性確認
サンプル
rem batと同じフォルダーに置いてある全xlsxファイル属性確認。
attrib *.xlsx
pause
実行結果は下記。
『R』が付いているなら読み取り専用。
『H』が付いているなら隠しファイル。
『HR』なら 隠しファイル かつ 読み取り専用 ということ。
ファイル属性設定
サンプル
rem batと同じフォルダーに置いてある全xlsxを読み取り専用かつ隠しファイルに。
attrib +R +H *.xlsx
属性の順番
H
と R
の順番は気にしなくてOK。
サンプルについては attrib +H +R *.xlsx
にしても、例外にならないし同じ動作になる。
設定しない属性は省略可
H
と R
は両方書く必要は無い。
例えば読取属性だけを設定したい場合は attrib +R *.xlsx
でよい。
設定済の属性
すでに読み取り専用設定のxlsxが混在する状態で attrib +R *.xlsx
をした場合…
- 読み取り専用に なっていない xlsxは読み取り専用になる。
- すでに読み取り専用になっている xlsxに対しては、例外などにはならず属性はそのまま。
設定を外す時は『-』
サンプル
rem batと同じフォルダーに置いてある全xlsxの読み取り専用を解除。
attrib -R *.xlsx
参考サイトさん
バージョン
Windows 10 Pro 22H2 19045.2788