概要
自作のAccessファイルをAccessRuntimeで起動すると下記が出る。
MicrosoftAccessのセキュリティに関する通知
セキュリティに影響を及ぼす可能性のある問題点が検出されました。
警告:このコンテンツの発行元がしんらいできるかどうかを確認することはできません。…
この通知が毎回出ないように設定したい。
でも、全マクロを有効にするとセキュリティが下がる。
なので、 特定フォルダー内のAccessファイル を開く時 だけ この通知が出ないようにしたい。
やり方
前提
AccessRuntimeはセキュリティセンターのUIが無いので、レジストリを直接編集が必要です。
レジストリーエディター起動
『HKEY_CURRENT_USER』配下のキーの設定なので、 AccessRuntimeを実行するユーザーで ログインした状態でレジストリーエディターを起動します。
キーへ移動
レジストリエディタで下記へ行きます。
コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Office\16.0\Access\Security\Trusted Locations\
上記のキーはそのユーザーでAccessRuntimeを使った場合に初めて作成されます。
もしこのキーが無い場合はAccessRuntimeで何かしらのシステムを起動してキーを作っておく必要があります。
レジストリーのキーのパスはAccessRuntime 2016の場合となります。
キーを作成
Trustted Locations
配下に『Location数字』でキーを作成。
数字は既存と被らない10や11などの任意の値。
新規 ⇒ 文字列 。
名前は『Path』で値を許可したいフォルダーパスに。
(末尾の\は不要)
新規 ⇒ DWORD値 。
名前は『AllowSubfolders』で値は『1』。
下記は『Location11』というキーを作って設定が終了した状態。
参考サイトさん
バージョン
Windows 10 IoT Enterprise 22H2 19045.2965
AccessRuntime 16.0.4288.1001