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UbuntuにSAMBAインストールしてファイルサーバー環境構築!(WindowsとMac両方からアクセスできるやーつ)

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まずはUbuntuのパッケージを更新

端末で実行したコマンド
sudo apt update

『パッケージはすべて最新です。』だったのでやることなし!
image.png

SAMBAのインストール

ファイルサーバーには SAMBA っていうソフトが必要だからそれをインストールするよ!

端末で実行したコマンド
sudo apt install samba

ここで『y』でインストールスタート!
image.png

インストールできたらSAMBAのバージョン見てみましょい。

端末で実行したコマンド
smbd -V

image.png

ユーザー作成してSAMBAに登録

  1. Ubuntuにユーザー作成。
  2. 作成したユーザーをSAMBAに登録。

っていう手順をたどります。
もし、すでにいるUbuntuのユーザーを使うなら『Ubuntuにユーザー作成』は不要!

下記コマンドでUbuntuにユーザー作成。

端末で実行したコマンド
sudo adduser smb_tester

実行結果はこんな感じ。
image.png

そしたら下記コマンドで作ったユーザーをSAMBAに登録!

端末で実行したコマンド
sudo pdbedit -a smb_tester

SMABA登録時にパスワード入力を求められます。
これは SAMBA用のパスワードは何にしますか? ってこと。
『Ubuntuにユーザー作成』で作ったパスワードを入力して下さい、ではないです。

実行結果の末尾はこんな感じ。(途中の出力は割愛)
image.png

SAMBAで公開するフォルダー作成と権限設定

まずは下記コマンドでフォルダー作成!
(/mnt/testerにしたのは何となくです。絶対にここじゃないとダメとかはないです)

端末で実行したコマンド
sudo mkdir /mnt/tester

でもこれ、sudoで実行して作ったフォルダーだから、このままだと『smb_tester』さんがファイル新規作成したり編集したりができない。
(『smb_tester』さんは読み取りと実行しか権限が無い状態)

そこで下記コマンドで/mnt/testerに他のユーザーも書き込みができるように権限付与してあげます。

端末で実行したコマンド
sudo chmod 777 /mnt/tester

SAMBA設定ファイルいじる

SAMBAの設定ファイルは /etc/samba/smb.conf です。
sudo vi /etc/samba/smb.conf で端末から直接編集しようとしたけど、 [ と ] がなんかうまく入力できなかった…。
ということで下記のような手順でいきました!

  1. smb.confを別の場所にコピーして編集できるように権限付与!
  2. コピーしたsmb.confをテキストエディターで編集!
  3. 編集後のsmb.confを/etc/samba/へ上書きコピーして戻してあげる!

まずは下記コマンドでconfファイルをコピーして、コピーしたファイルを編集できるように権限変更。
(/homeにしたのは何となくです。絶対/homeじゃないとダメとかはないです)

端末で実行したコマンド
sudo cp /etc/samba/smb.conf /home
sudo chmod 777 /home/smb.conf

/home/smb.confをテキストエディターで開いて、末尾に下記を追加。

[smb_test]
path = /mnt/tester
writable = yes
valid users = smb_tester

追記した内容は上から順に…

  • smb_testという名前の設定です。
  • 共有するフォルダーは/mnt/testerです。
  • 書き込みはできるようにします。
  • フォルダーに繋げられるのはsmb_testerという名前のユーザーのみです。

って感じ。

もし、ワークグループ名を変更していたらconf内の workgroup = WORKGROUP てところを変更しているワークグループ名にする必要あり。
workgroup = ※変更してるワークグループ名 みたく。

そんで下記コマンドで、編集したconfファイルを/etc/sambaに戻して(コピーして)あげておわり!

端末で実行したコマンド
sudo cp /home/smb.conf /etc/samba/smb.conf

ファイアウォール設定

あたいのUbuntsu君にはファイアウォールをGUIで設定できるgufwというソフトが入っております。
そんで、外からの通信は基本的に遮断して必要な通信だけ受け付けるような設定にしております。

なので、SAMBAを始めるにあたって SAMBAの通信を許可 する設定を追加してあげる必要があります。

下記のようにやりました!
image.png
image.png

SAMBAを起動して再起動時に自動で立ち上がるように設定

まずは下記コマンドでSAMBAを起動!

端末で実行したコマンド
sudo systemctl restart smbd nmbd

さらに、サーバーを再起動した時にSAMBAが自動で立ち上がってくれるように下記コマンドで設定!

端末で実行したコマンド
sudo enable smbd nmbd

これで一通りの準備ができました!

Windowsから繋ぎいくぞ

エクスプローラーで『\\サーバーのIPアドレス』を…いけそう!
image.png

smb_testに入ろうとすると認証画面。
smb_testerと smb用のパスワード でログイン!
(Ubuntuのsmb_testerのパスワードじゃないので注意)
image.png

ファイルの作成、編集、削除、できまっした!
フォルダーも同じように作成、編集、削除、できまっした!
image.png

MACから繋ぎいくぞ

image.png

smb://サーバーのIPアドレス/smb_testで接続!
image.png

ユーザー名とパスワードはWindowsの時と同じ。
image.png

ファイルの作成、編集、削除、できまっした!
フォルダーも同じように作成、編集、削除、できまっした!
image.png

参考サイトさん

バージョン

Ubuntu 20.04.3
SAMBA 4.13.14-Ubuntu
Windows 10 Pro バージョン21H1 OSビルド19043.1348
macOS 11.6.1

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