はじめに
前からPC以外のストレージがほしいと思っていたので今回作成してみました。
過去にPCのHDDが壊れ、バックアップもとっていなかったため、データがすべて飛んだ過去があります。
その教訓を活かし、今回はRAIDで構築してみたいです。
Raspberry Pi 4開封
ででん!!
付属品は
- ラズベリーパイ本体
- ケース
- カードリーダー
- ACアダプタ
- ファン
- マイクロSDカード
- ヒートシンク
- マイクロHDMIケーブル
ですかね。
実際に使うのはひとつだけど、2つ入っていたりしています。
8GBメモリのラズベリーパイも買う予定なので、そのときはキットを買わなくて済みそうです
Raspberry Pi 4組み立て
ではまず最初に組み立てます。
1. ヒートシンク装着
本体にヒートシンクを装着します。
裏面が粘着テープになっていて、それを直接貼り付けるイメージです。
これでヒートシンクの取り付けは終了です。
Raspberry Pi 4からは性能が上がったので、放熱が必要とのこと。
2. ケース組み立てファンを装着
次はケースに入れて組み立ていきます。
ケースを組み立てる過程でファンを装着します。
(これも多分放熱対策かな、普通のpcでもつけるもんね)
では、最初にファンを取り付けます。
ちなみにファンはLEDライトつきとLEDライトなしの2つがついているようです。
今回はLEDなしを選択。
ここではまだファンの電源をpinにはつなぎません。
最終的にケースはばらすと
- 上部
- 中段
- 下部
の3つにわかれます
次は下部のケースにラズベリーパイを装着します。
若干浮いているように感じましたがこれが正しいようです。
下部のケースをラズベリーパイに装着したら、次は中段のケースを取り付けていきましょう。
取り付け後
ここで上段ケースをはめきる前に、ファンの電源をpinに繋げましょう。
ラズベリーパイ公式にもありますが、こう「低冷却モード」と「高冷却モード」があるようです。
赤線と黒線のつなぐ位置が決まっているので気をつけましょう。
HDMIと電源ケーブル、有線LANを繋ぎましょう
私の構成だとラズパイにつなぐケーブルは、全部で3つでした。
これでコンセントに電源をつなぐと勝手にラズベリーに電源が入り、起動します。
(私の電源ケーブルにはON/OFF切り替えられるスイッチがついてました。便利。)
と、ここまでがラズベリーパイの組み立てです。
OS
今回はラズベリーパイのOSに「Raspberry Pi OS Lite」を選んでOSをSDカードに書き込んでいきます。
まず公式サイトにアクセスして、
https://www.raspberrypi.com/software/
imager_1.8.4.exeを起動して、インストールしていきます。(私は1.8.4をダウンロードしました。)
インストールするデバイス、OS、ストレージを選択。
1. デバイス選択
2. OS選択
3. ストレージを選択
4.「次へ」をクリックして
5. 設定の編集
「設定を編集する」を選択
※詳細の設定内容は省きます。。。個人情報が書いてありますので。。。
6. 設定完了後▶ストレージのデータが消えるため注意!
7. 書き込み中・・・
8. 書き込み完了(スクショ取り忘れ・・・)
ラズベリーパイにSDカードを突っ込んで、電源をいれればOSがインストールされる
OpenMediaVault
ここからは、Tera Termでログインしてコマンドを実行しています
1. まずは「sudo apt update」
sudo apt update
2. 続いて「sudo apt upgrade」
sudo apt upgrade
3. IPを確認する(ブラウザからアクセスする際に必要)
ifconfig
4. OpenMediaVaultのインストール
cd /opt/
wget -O - https://github.com/OpenMediaVault-Plugin-Developers/installScript/raw/master/install | sudo bash
自動でターミナルが閉じるので、「3. IPを確認する(ブラウザからアクセスする際に必要)」の手順で確認した、IPアドレスにアクセスすると・・・・(ここでインストールが完了すると自動で再起動します)
5. 無事起動!!
6. ログインしてみる
初期ユーザー情報
ユーザー名: admin
パスワード: openmediavault
7. ログイン完了(`・ω・´)ゞ
設定をしてイクゥ
1. 日本語化
2. IP固定化
ここで設定をまちがうと本体に繋いで、コマンドでIPを設定する必要があるので、注意!
ちなみに私は設定を間違えて、コマンドでIPを弄りました・・・
3. HDDをワイプ
ストレージの中身が消えるので注意!
4. 共有フォルダの作成
「+」を選択し、相対パスや名前を適当に設定
「保存」して完了
5. パーミッションの設定
「ストレージ▶共有フォルダ」から共有フォルダにパーミションを設定する。
私はread/writeを設定
6. SMB(Time Machine)設定
左のメニューの「サービス▶SMB/CIFS▶共有」を選択
「+」を選択する
共有フォルダとして作成したフォルダ名を選択し、Time Machine supportにチェックを入れて保存
左のメニューの「サービス▶SMB/CIFS▶設定」を選択
有効にチェックを入れる
これで全工程終了!エクスプローラーから共有フォルダが見えるようになっているはず
最後に
一旦これで「Raspberry Pi 4」と「OpenMediaVault」でNASを構築できたかと思います。
結構期間が空いてからの記事更新だったので、一部違っている部分があるかもしれませんが、ご指摘いただければ修正します。
今回はNASを作ったので、次は普通のサーバー立ててみたいですね。
DBとかWebサーバー立てて遊びたいので、ラズベリーパイにDocker入れて遊ぼうかな。
それでは、これにて。