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AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト(AWS SAA)合格記

Last updated at Posted at 2020-07-08

はじめに

AWSソリューションアーキテクトアソシエイトに無事合格できましたので、記録を残しておきます。

資格を取得するメリット

先に挙げておきます。

・サーバーの仕組みを理解できた。
・よく聞くAWSサービスの概要が分かった。
・上記サービスを(何か見ながらであれば)立てられるようになった。
・システム障害時の原因を突き止めることができるようになった。
・基本情報レベルの知識不足を痛感。

学習のきっかけ

新規アプリのセキュリティ対策を任せていただいて、
CloudFront、AWS WAFあたりを触り始めたことがきっかけです。

そこから、

・システム全体の動きをなんとなく把握しておきたい
・業務中のAWSの話についていけるように、浅くともインデックスを張っておきたい
・1年目としてはやや難しめな資格を手にして自信をつけたい

あたりを目的に、学習し始めました。

前提知識

強いて言えば、
「Web技術の基本」という技術書を数周読んだ程度です。

AWS関連では、
・Cloud9
・CodeCommit
・CloudFront
・AWS WAF
・CloudWatch
・Trusted Advisor
・GuardDuty
あたりを業務で軽く触った程度です。

当時は慣れていなさすぎて、
AWSの画面を観るのにかなり抵抗がありましたw

学習期間 & 結果

学習期間

2020/1月〜7月頭の半年です。
結構長かったです。

ただ、
業務の繁忙期と重なったり、モチベーション低下で途中で断念したりで、
実際は3〜4ヶ月程度かと思います。

一度止めると堕落してしまうので、一気にやるのがオススメです(自戒)。

結果

1回目 6月半ば

680/1000

2回目 7月頭

725/1000

(実は一度落ちています!)
(720/1000以上で合格!超ギリギリ!!)

学習方法

使用した教材は4種類です。

教材

1)
これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)(udemy)
https://www.udemy.com/course/aws-associate/
こちらで試験範囲はおおかたカバーできます。
分野ごとにハンズオンを交えながら丁寧に解説して頂けます。
udemyの動画教材は、安いときに買うのがオススメです。

2)
Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築 改訂版(書籍)
https://www.amazon.co.jp/Amazon-Web-Services-%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF-%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E6%A7%8B%E7%AF%89/dp/4822237443
主にEC2周りの、基礎的な流れについて丁寧にわかりやすく説明されています。
知識皆無でもスムーズに理解できると思います。
いろんな方がAWS学習で初めに読む本として薦める名著です。

3)
【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)(udemy)
https://www.udemy.com/course/aws-knan/
上記1)にある模擬試験よりだいぶ難易度高いです。
細かい内容や、1)で出てこないような知識も結構問われます。
こちらも答えられるようにしておくと、かなり自信を持って試験に臨めると思います。

4)
Qiita記事 2つ
AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト資格試験に合格した時の勉強法とノウハウ 第二回(前半)
AWSソリューションアーキテクトアソシエイトでよく出た(と思う)内容まとめ
試験範囲内の各サービスの特徴と、
よく問われる点について丁寧にまとめて頂いてる上記の記事も、
とても参考にさせて頂きました。
出題範囲が広い&細かいので、
どこまで理解できているのかを把握することができます。

学習の流れ

基本的に上の順でやりました。

1)(レクチャー動画)
全体的にとても分かりやすかったです。
ただ、24.5h+模擬試験3題とかなりボリュームがあり、
途中から視聴に疲れて、モチベーションの維持が難しかったです。
ハンズオン、小テスト、細かい箇所の理解などは飛ばして、
先にどんどん進めていくのが良いかなと思います。

2)
1)のEC2の学習で理解に詰まったとき、ざっと読みました。
VPC周りがメインの内容なので試験と比べると範囲は狭いですが、
だいぶ理解がしやすかったので初めはこちらから入れば良かったです。
試験ではVPC,EC2の問題も頻出なので、しっかりとした理解に繋がります。

1)(小テスト・模擬試験)
1)動画・2)をそれぞれ2周したあと、一気に問題を解き始めました。
初めは3割すら答えられずボロボロでしたが、何度も繰り返して答えられるようにしました。
ここで一気に知識が定着していったと思います。

3)
続けて3)です。
ここで新たに理解の浅いところや適当に覚えてしまっていた箇所が新たに判明して、
こまめに基礎理解へ戻ったり、解答を読んでも不明だった点をググったりして、
自分でサービスごとの重要ポイントや注意点をまとめたりしてました。
 ※ 試験直前で時間もなかったので、4,5あたりはやってないですw

4)
最終週には理解度を確認するために、
上記のQiita記事を丁寧に読み込みました。
ElastiCacheのRedis/memcashedの違いなど、
模擬問題で出てこなくて忘れてた箇所もあったりして、最終的な確認ができました。

感想

学習前

Qiitaで合格記なる記事を色々見ましたが、
みなさん1〜2ヶ月とか40時間とかで合格されていて優秀すぎたので、
学習教材だけ決めてあとは見ないようにしていましたw

学習後

1アプリの中だけに囚われていたので、
学習前と比べるとだいぶ視野が広がったと感じます。

・通信を制限する方法
・キャッシュの仕組み
・負荷が増えたらどう対応するか
・〇〇を実現するために最適な構成は
などなど、大まかに理解ができました。

試験のコツ?

同じような内容の問題で、
模擬試験では答えられても、本番の問題では答えられない、みたいなことが多々ありました。
それは知識というより、文章の構成に違いを感じました。

違う角度からみた説明に戸惑ったり、
答えが2択まで絞れてどちらを取っても考えられそうだったり、
学習してた時となんか違う違和感を感じると思います。
自分は一度落ちてしまいましたが、
二度目も同じく、なんだか読むのが苦手な文章だと感じました
(もちろん知識の不足もあったと思いますが)。

・いろんな教材の問題を解いて慣れる
・公式の模擬試験を受けてみる(難易度は本番と比べてだいぶ低いけど…)
・基礎固めを徹底して不明な箇所を無くす
などで対策していけば、突破できるかなと思います。

今後

知識だけで、頭でっかちになっている感があります。
問題は解けてもいざ実際に構築できるかと言われると自信がないですw

業務で触る機会を作って、どんどんと慣れていきます。

参考記事

AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト資格試験に合格した時の勉強法とノウハウ 第二回(前半)
AWSソリューションアーキテクトアソシエイトでよく出た(と思う)内容まとめ

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