Nefry Ambientライブラリ
Ambientと呼ばれる、NefryのようなIoTデバイスから取得したデータを簡単にグラフ化できるWebサービスとなります。
紹介記事:https://dotstud.io/blog/nefry-data-show-graphically/
どんなことができる?
センサーデータの蓄積、手軽なグラフ化ができます。
関数情報
begin
Ambientにつなぐために必要な初期化処理をします。起動時に一度だけ呼び出してください。
引数が違うものが2つありますがどちらか一つ呼び出してください。
NefryのWebConfigで設定する値を設定する場合
ここの引数で設定した値がWebConfigで設定できる欄の値になります。
引数1 | int | 10-19の間で入力してください。デフォルトは10になります。チャンネルIDを入力する欄を選択します。 |
引数2 | int | 0-9の間で入力してください。デフォルトは0になります。WriteKeyを入力する欄を選択します。 |
返り値 | bool | true:初期化処理成功 fales:初期化処理失敗 |
具体例 | nefryAmbient.begin(); |
直接プログラム内で設定する値を設定する場合
プログラム内で直接値を設定する場合はこちらで設定することができます。
引数1 | unsigned int | チャンネルIDを入力します。 |
引数2 | const char* | WriteKeyを入力します。 |
返り値 | bool | true:初期化処理成功 false:初期化処理失敗 |
具体例 | nefryAmbient.begin(10000,"writeKey"); |
set
Ambientに送るデータをセットします。複数の型に対応しています。
引数1 | int | Ambientで表示されるフィールドを選択します。1-12の間で選択してください。 |
引数2 | int,double,const char* | Ambientで表示されるデータを入れます。複数の型に対応しています |
返り値 | bool | true:処理成功 false:引数かデータに問題があります |
具体例 | nefryAmbient.set(1,1000); |
send
Ambientにデータを送信します。
引数 | void | なし |
返り値 | bool | true:処理成功 false:引数かデータに問題があります |
具体例 | nefryAmbient.send(); |
clear
set関数で入れた値を削除します。
引数 | int | Ambientで表示されるフィールドを選択します。1-12の間で選択してください。 |
返り値 | bool | true:処理成功 false:引数かデータに問題があります |
具体例 | nefryAmbient.clear(1); |
その他の関数について
そのほかにもデータをまとめて送ることのできる関数(bulk_send)やデータを削除する関数(delete_data)などがあります。使いかたはAmbient公式サイトに乗っているライブラリと一緒ですのでそちらを参照してください。
https://ambidata.io/refs/arduino/
サンプルプログラム
A2ピンの入力値をAmbientにアップロードします。
NefryAmbient
#include <NefryAmbient.h>
NefryAmbient nefryAmbient;
void setup() {
nefryAmbient.begin();//ambientを使えるように初期設定をします。
Nefry.setProgramName("AmbientSimpleAnalog");//プログラム名を指定します。
}
void loop() {
int analog;
analog = analogRead(A2);//A2ピンの状態を取得します。
Nefry.print("Analog:");Nefry.println(analog);//アナログの値を表示します。
nefryAmbient.set(1, analog); //field,dataの順にセットします。
nefryAmbient.send();//ambientにデータを送信します。
Nefry.ndelay(1000);//1秒待つ
}