はじめに
この記事はNew Relic Advent Calendar 2023の15日目の記事です。
みんな大好きEmacsでNew Relicを使うとどうなるかを検証してみようと思います。
今回使うパッケージ
2年前で更新が止まっちゃってますが、こんなEmacsパッケージを見つけました。
emacs-newrelic
そのまんまですね。
まずはインストール
もちろんMeplaとかにあるわけでもないので、~/.emacs.dにGitHubからcloneしておきました。
インストール構成
$ tree emacs-newrelic/
emacs-newrelic/
├── README.md
├── newrelic-api.el
└── newrelic.el
init.elに次の内容を追加します。
;; emacs-newrelic
(add-to-list 'load-path' "~/.emacs.d/emacs-newrelic")
(require 'newrelic)
(setq newrelic-api-key "<YOUR-API-KEY>")
私はNew Relicのアカウントを切り替えることがよくあるのですが、今回はお試し用なので、1つのAPI Keyだけ設定することとしました。
次から実際に使って行ってみます。
アカウントの切り替え
M-x newrelic-set-active-account
マスターアカウント内にサブアカウントがいっぱいあって探すのが大変というときは、TABキーで一覧が出せるので便利です。
NRQLを実行してみる
M-x newrelic-nrql-eval-line
どこか適当なBufferでNRQLを書いて実行してみます。
画像として取得されました。
続けて実行すると、同じBufferの上に結果が挿入されていきます。
#その他のNRQL用関数
M-x newrelic-nrql-eval
これはMini-bufferに直接NRQLを入力して実行させます。
M-x newrelic-nrql-eval-region
NRQLを複数行で書きたい場合はこの関数がおすすめです。
regionを元にNRQLを実行してくれます。
ダッシュボード一覧の取得
M-x newrelic-dashboards
これは指定したダッシュボードをブラウザで開いてくれるだけのものですが、
アカウントの切り替えの時と同じように、TABキーでダッシュボード一覧を取得できます。
まとめ
Emacsを使うと、こんなこともできちゃいますという紹介でした。
このパッケージもっと機能追加してもいいのかなとは思いましたが、New RelicはNRQLで色んなことできちゃうので、しばらくはこれで遊んでみようと思います。