はじめに
現在ソフトウェアエンジニアとして働いていますが、日々スキルを身につけながら感じているのは、
『ITスキルは生ものだから、新しい技術が出たときに "いかに早くキャッチアップできるか" がエンジニアとしての成否を分ける』
ということです。これはエンジニアに限った話ではなく、世のビジネスマン全員に共通して大切な原理原則だと思います。
今回は、記念すべき Qiita 初投稿 のテーマとして、「調べ方のコツ」を、備忘録も兼ねて記しておきます。
戦略を立てる
私もよく陥りますが、右も左もよく知らない領域でわからないことに直面すると、"そもそも何がわかっていないのかわからない" "手あたり次第に検索するが解決せず、時間だけが過ぎていく" という事態に陥りがちです。
そうならないためには、いま自分は「どんな問題に直面していて」「こんな情報があれば」「こういうふうに解決できるだろう」という状況整理をすることが大切だと思います。ただやみくもに調べる前に戦略を立てて、解決までの道筋が見えてから、調べるという行為に臨みましょう。
頭の中でこれらを完結させるのには慣れが必要ですので、はじめは紙やテキストに書き起こして状況を整理するのがおすすめです。
調べるという行為は一言でまとめると「何がわからないかを整理して言語化すること」です。つまりは、これを意識して極めればよいわけです。
仮説を立てる
調べる前の戦略が立案出来たら、余裕がある方は仮説を立ててみましょう。「どこに原因がありそうか」事前に当てをつけておくことで、ある程度的を絞った検索ワードが浮かんできます。仮説を立てることで、正解にたどり着くまでにかかる時間が短くなりますし、それだけでなく、答えのない問題に対して解決策を導く力が鍛えられるでしょう。
調べたことを人に共有する(つもりで理解する)
調べものが解決したら、アウトプットの機会を作りましょう。せっかく調べて得た知識を頭に定着させるには、一度頭に入れた内容を頭から取り出してあげる作業をすることが鍵になります。ドキュメント化する、人に共有する、定期的に振り返る。その場その場は時間がかかるかもしれませんが、長い目で見ると大きな時間の節約につながると考えます。
おわりに
冒頭でも述べましたが、「新しい技術に対していかに早くキャッチアップできるか」これがVUUCA時代に突入したビジネス世界において個人の市場価値をあげるために重要な力の一つだと考えます。ただなんとなく調べるのではなく、考え抜いてから調べる。そう自分にも言い聞かせます。
初のQiita投稿はここまでとします。今後もアウトプットの場の一つとして活用します。