本日のLINE Developer Day 2019で似たように感じてる参加者から質問があったので整理
Messageing API からはLIFFは2月以降追加できない
以下のようなアナウンスが出ています。
LIFFはLINEログインで追加することになり、MessageingAPIからは追加できなくなります。
https://developers.line.biz/ja/news/tags/liff/
LIFFが使えなくなるとかそういうわけじゃない
え?使えなくなるの?!?と疑問に思う方が多くいるかとは思うのですが、そうではなくて今まで通りにLIFFを使いたいときには
1. MessageingAPIのチャンネルを作り、いつも通りにBotを作る
2. LINEログインのチャンネルを作りLIFFを作る
3. LINEログイン側で発行されたURLをMessageingAPIで利用する
という手間が増えただけです。
これは何で起こったかというと一番大きいのはLIFF V2になってLIFF専用のページを作る必要が無くなって、同一のページで普通にLINE LOGINを利用したアプリも併用して作れるようになったからです。それに伴い、現状は2つのチャンネルで同一の機能を作ることができていたのが統合されたという方が正解かなと。
LIFFの立ち位置が初期と大きく変わり成長してる証
正直めんどくさいなぁ・・という感じなのですが、今回のLINE Developer Day 2019に参加されてノベルティ貰った方は体験したと思うのですが、LINEアプリ内どこでもLIFFが立ち上げれるのです。これはもともとキリンの自販機で行っていたものやLINE Thingsの設定でLIFFが呼び出されていたのと同様のもので、もともと実装されていたミニアプリの片鱗が見えるものです。
これが行われるとBotとLIFFは無関係で呼び出され完全に切り離されたものにならざるを得ません。
ただこれはLINE内でLINE Payを使う時にそのお店のBOTと友だちである必要がないのと似ていて、LINE内で重要な立ち位置になりあがってしまったLIFFは独立していくものとして成長していくのかなと思います。
今後のLIFFはLINEログインとどういう関係になって再編成されてという道があり過渡期ではあるので、今回の措置はそういう理由だと僕は推測していて正しい判断かなと。
p.s.
LINE Thingsを使おうとしてLINEログインのチャンネルが必要というのもなんだか違和感なんですが、逆にBotがないLINE Thingsを作っていけるというのはそれはそれで面白そうな気はします。