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QuickSightのダッシュボードをIaC化する手順

Last updated at Posted at 2023-05-24

記事にした背景

AWS上で利用できるQuickSightのIaC(Infrastructure as Code)に関して、いくつかネット上の記事はあったものの、複数の記事を参照しないといけなく作成までに1週間程度かかってしまった。活用した記事をまとめておき、手順化させることで情報検索の手間を省けると思い、今回記事にすることとした。
※尚、今回は手動で作成したものをIaC化させるため、作成済みのダッシュボード(もしくは元となるQuicksightの分析)は予め準備が必要になる。

QuickSightのIaC化てそもそも何?

Amazon QuickSight(通称QuickSight)とはAWS上で使える可視化ツールである。ユースケース中に作成した分析やダッシュボードを運用で活用する場合もある。この場合、手動で作成したものだけに変更を加えると、微細な変更があった場合に元の状態が戻すことが困難になる。ダッシュボードをjsonやyamlでコード管理(IaC化)することで、復元することが可能になるのが運用上のメリットである。
computer_mob_programming.png

必要な情報

今回は手動で作成したものを対象とするので、以下2つの準備が必要
・作成済みの ダッシュボードの元になった[AWS QuickSightの分析]
・作成時に使用する[QuickSight上のデータセット]

手順

①~④の順番で実行する。

① QuickSightの分析とダッシュボード作成に必要なIaC化用のtemplate作成(資料①

→資料に記載されている"create-template.json"をもとにご自身のAWSIDと[AWS QuickSightの分析]・[QuickSight上のデータセット]を登録 AWSCLI上でテンプレートの作成とテンプレート詳細を確認

② ①で作成したtemplateを活用してダッシュボードをIaC化(資料②

→②の資料内にあるテンプレート(yaml形式)の中でParametersのうち ”SourceTemplateArn”, ”UserPrincipal”, "DatasetARN"の3箇所を自身のAWS情報に変更 "AnalysisName"については作成したい名前に任意で変更

③AWS Cloudformation上に②で作成したyamlファイルを登録

※IAMの設定を求められるが、特に指定がなければ設定しない方がエラーの原因になりにくい

④自分が管理するQuickSight上で作成できているか?の確認

まとめ

①〜④の手順通りに実行すれば、IaC化されたQuickSightの分析とダッシュボードが30分程度で作成できる。多くの方がこの手順書を活用して、私のようなハマり方にならないことを願うばかりである。

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