はじめに
今回取った経緯と自分の実力についてお話をした上で、実際やった勉強法の詳細を記載していきたいと思います。
[経緯]
・今年からAWSの開発環境を使ってデータの可視化と基盤構築を担当することとなり、事前勉強
・会社の開発環境が主にAWSであり、社内の流れに置いてきぼりならないため
・合格すれば、機械学習関連の上級資格が半額で受験可能なため、今後のキャリアを見据えて、手始めに一番易しい資格からスタート
[自分の実力]
・データサイエンティスト社会人3年目 学生時代に計量経済学をメインで勉強
・文系学部出身のため、クラウドの知識おろかプログラミングも社会人になって本格的にやりだした
・AWSの知識はSagemakerを使ったことある程度
準備期間
・約4週間(平日1~3時間、休日最低4時間)
→2022年12月末〜2023年1月23日 途中コロナに罹患し、2週間程度受験日を遅らせる...
学習教材
①一夜漬けAWS認定クラウドプラクティショナー直前対策テキスト[第2版]
→簡素に内容がまとまっており、導入としては最高であった。勉強開始1週間程度で1周しました。巻末の問題がほとんど解けず、もっと広い知識の習得が必要と判断し、②の教材に着手。
②これだけでOK! AWS認定クラウドプラクティショナー試験突破講座(豊富な試験問題290問付き)
→①だけでは不十分と思い、購入。年末年始を活用し、動画を見たが、正直頭には入らなかったです。しかし、テキストに関しては非常にわかりやすく、体系的にまとまっていました。(実務でも役立ちそう)
③この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(8回分520問)
→この問題集が一番使えた。基礎と本番レベルの問題計5セットを9割程度取れるまで繰り返し実施(大体5周ぐらい)。試験前日まで繰り返し解き、①や②のテキストと照らし合わせながら間違えた問題の解説を読み込みました。(あってる問題も軽く解説を読んで、誤解がないか確認はしました。)
試験当日と結果について
ピアソンのテストセンターで受けました。1時間以上かかる会場でしたので、前日は近隣のホテルで宿泊し、そこで勉強。
700点が合格ラインで、取った点数は717点。1問20点ぐらいの配点で、あと1問ミスってれば落ちてました....
また分野別でもどれくらいできたか?が確認できるのですが、2つの分野で合格点に達してない様な結果でした...
とはいえ、合格できて安心しました......!!
なお、合否は試験終わってすぐPC上に表示、点数は試験終了半日後に、アカウント上で確認が可能でした。
合格の勝因
昨年統計検定2級に3回目でようやく受かるという苦い経験(記事はこちら)をし、「落ちたらまた受験料無駄にするのか...!!」という切羽詰まる感覚で受けました。初見の模試で1回も合格点が超えず、不合格体験記も統計検定に比べればネット上に落ちている記事は少なく、「なんで理解できないんだろう..」と自分を追い込みました。そのおかげか、前日は10時間以上勉強ができ、こういった焦りが合格につながったんだと思います。
最後に
やはり、文系出身ということもあり、付け焼き刃の情報系の知識での短期合格は難しい面もありました。しかし、ほんの少しAWSで開発を進めただけでも、この資格で勉強したことが生きてきてます。例えば、LambdaやS3のIAMの設定にしても、これまではチーム内のAWSに長けたメンバーに聞いた情報を丸写ししてましたが、今では何も聞かずとも最低限の設定はできるようになりました。結論、業務の傍ら必死こいて勉強した甲斐があったなと思っています。