社内ツールを検討するときふと思った
うちの組織では、どんなツールも「費用対効果が認められるなら導入OK」ってなってる。
SlackとかNotionとか、どんどん普及させたいなーと思っている中で
それらの費用対効果ってものを考えていました。
そんなとき、思ったことがあるので書いてみます。
ツールの価値を金額換算すると?
新しくサービスを購入したり、自分のツールの売るときなど、
頭を悩ませることの1つが、そう価格。
このツールには、いくらの価値があるのか、
これから導入しようとしているツールの費用対効果はどのくらいか
などなど。
サービス価値の評価方法は考え所。
金額換算の方法2つ
まず1つ目に挙げられるのが、パフォーマンスベースの考え方。
「このツール、サービスを使うことで、○○円余分に稼ぐことができた」
となれば、そのツールの価値は、少なくとも○○円以上はあると思います。
もう1つがコスト削減ベースの考え方。
「このツール、サービスを使うことで、○○時間分の作業が削減された」
となれば、その時間を時給換算してツールの価値をはかることができそうです。
もう1つ考え方があるのではないか
全てのツールは、上記2つだけで単純に価値をはかることができるのでしょうか。
例えば、以下のような場合を考える
ある業務に月30時間(時給換算2000円*30h=6万/month)かけています
※使っているシステムが重い、UIがわかりづらいなどで、
この業務は非常に煩雑でストレスフルなものと仮定
あるツールを導入すると、スムーズでわかりやすいUIを使うことができ、
ストレスもなくなり、この業務が20時間(4万円分)削減できます
このツールの金額は月に5万円です
導入しますか?
単純にコスト削減ベースでやったら、費用対効果はマイナス。
30時間かけてやった方がいいことになります。が本当にそうかなと。
煩雑でモチベが下がるような業務の場合、
理論上30時間で終わるように見えて、だらだらと業務をしてしまいそれ以上の時間がかかってしまったり、
モチベが上がらなくて手を付けるまでに時間がかかってしまったり
この業務にストレスを受けすぎて他の業務が間延びしたり、パフォーマンスが落ちたり
結果として見落としやミスが生まれたり
そんな経験はないですかね。
(僕もうまく言語化できないが、ある気がする)
逆に使いやすいツールに代替することで、
いつも以上に仕事を頑張ろうという気概になれたり、
いい意味で余計に業務にマインドを割け、パフォーマンスが上がったり。
こういったモチベーションベースの金額換算も加味すれば
上記の例のツールに5万円払う価値はあるんじゃあないかなと思ったり。
まとめ
ツールの価値を評価するにあたって、
- そのツールが余計にいくら分のパフォーマンスを生み出せるか
- そのツールがいくら分の時間を削減できるか
の他に
- そのツールで業務へのモチベがどのくらい上がるか
も考えたほうがいいかもなということです。
ここが金額換算できればもっとわかりやすいんだけどなあ