LoginSignup
0
1

More than 1 year has passed since last update.

[個人的] AWS タグ戦略

Last updated at Posted at 2022-04-09

概要

個人的なAWS タグ付け方針をまとめる

結論

必須なもの

タグ名 概要
project プロジェクト名 HogeHogeService
resource リソース名 stg_hoge_hoge_service_cdk
creator リソースを作成した方法 cdk

不特定多数の人が触る環境の場合

タグ名 概要
owner 管理者名 hogehoge_team

個人用アカウント(or開発アカウント)の場合

タグ名 概要
usetype 使用種別 temp

各タグの説明

project

目的: プロジェクト全体のコストを把握するため
IaCをする場合, この名前=リポジトリ名にしておくと, 迷わなくて済む.
もし, プロジェクト名≠リポジトリ名の場合は, repository タグがあると無難.

resource

目的: リソース単位でコストを把握するため
これがないとコスト管理が難しくなるので必須.

creator

目的: 修正時どのように対応すればよいかを把握するため
コンソールからリソースを修正してよいか否かの判断に役立つ.

具体的には以下がつく想定

タグの値 概要
manual 手動で作成した場合
cfn CloudFormationsテンプレートにて作成した場合
sam SAMテンプレートにて作成した場合
cdk CDKを使用して作成した場合
sdk aws cli 等なにかしらAPI経由で動的に作成した場合
terraform Terraformにて作成した場合

※ samはcfnに入れてもいいかも

owner

目的: 管理者を把握するため
何か問題が発生した際, 誰に聞けばよいかが分からないと辛いため.
また, コストの請求にも使用可能.

個人開発であれば, 誰が管理者か自明なため不要.

usetype

目的: 一時的な検証目的か把握するため
特に個人開発において, そのリソースを消してよいかを判断するために使用.
1年前に作成したリソースが必要なものか記憶がない場合がほとんどのため.

お仕事の場合, 開発環境にてリソースの整理をする際, 消してよいか判断のよりどころとして使用.
本番環境の場合, 使用しているサービスのみなはずのため不要.

具体的には以下がつく想定

タグの値 概要 削除可否
service 使用しているサービス NG
temp 一時的な技術検証用 OK
stresstest 負荷テスト用 OK

削除可否の扱い

  • 個人開発の場合: 記憶になければOK (記憶にあればそもそも削除してよいか否か分かるはず)
  • お仕事の場合: 1,2週間ほど動いていなければ削除してもよさそう (実際にしてよいかは職場ルールによる)

必須にはしなかったもの一覧

AWS公式のタグ戦略 をもとに, 今回は必須にしなかったもの一覧.
いつの日かつけるかも...? 状況によりそう

  • アプリケーション ID
    • project タグでよさそう
  • アプリケーションロール
    • DynamoDB等で, このテーブルがマスターテーブルであるか否かを判断するために使用するのはありかも
    • それ以上は現時点であまりイメージがわかず...
  • クラスター
    • 現時点であまりイメージがわかず...
  • 環境
    • アカウントごと分けたい派
  • バージョン
    • アーキテクチャレベルでバージョンを分けるイメージがわかず...
  • オートメーション系
    • 動的にリソースを作成/削除したことがないため今回は割愛
    • 予定削除時間が分かるのであればタグに残しておくのはありかも
      • その時間を超えて残っている場合削, 除してよい判断の基準となるため
  • コストセンター/ビジネスユニット
    • 所有者とコスト管理者が分かれていそうな場合
    • それ所有者な気がする
  • 顧客
    • 顧客が所有者と一致しない場合はつけてもよさそう
    • 所有者が作成会社の場合等
  • セキュリティー系
    • アクセス制限をする場合あってもいいかも

その他つけてもよさそうなタグ

  • removal
    • CFn スタック等を削除した場合, そのリソースが削除されるか否かを把握するために使用
  • dbtype
    • このDBの種別を把握するために使用 (マスターテーブルであるか否か)
0
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
1