#概要
Smodeは、フランスのSmodeTech社が開発しているリアルタイムコンポジットツールの総称です。
Smodeには二つのプロダクトがあります。
- Smode Designer:ソフトウェア単体
- Smode Station:Smode Designer + メディアサーバー
この記事では主に__Smode Designer__について紹介します。
#機能
Smodeのもつ機能をすばやく紹介している動画がこちらですので一度ご覧ください。
以下の機能をリアルタイムに行うことができます。
- 複数の2Dレイヤーを合成/エフェクト/マスク処理
- SphereやBox、パーティクルなどの3Dエレメントを配置/描画
- 様々な形状へのプロジェクションマッピング
- タイムラインを使ったアニメーション制御
- ループアニメーション制御
- 複数のプロジェクターやLEDスクリーンへの投影
- SPOUT出力
また、動画にはありませんが以下の機能もあります。
- ベジェ曲線を使用しての描画/.svgファイルの読み込み
- 赤外線や深度の各種センサーへの対応
- 3Dステージシミュレーション
- ライブカメラ入力
詳しくは以下にパンフレットが載ってますのでこちらもお時間あるときに目を通してみてください!
Smode Designer パンフレット
#REQUIREMENTS
公式HP
- Windows(64bit) 8, 8.1, 10
- 最低1GB以上のディスクスペース
- 最低 DDR3 2133 memory 4GBと64 Bit CPU
- Intel Core i7 以上
- AMD Turion or Opteron family and greater
- 最低 1GBのGPUメモリ
- NVidia GeForce 580 GTX 以上
- NVidia Quadro 5000 以上
- AMD FirePro V5900 以上
- AMD Radeon HD 5xxx 以上
※
Intel, Matrox やその他の GPUはまだ対応していません
お使いのオペレーティングシステムとグラフィックカードのドライバが最新のものであることを確認する必要があります。
※
快適なビデオストリーミングには、高速なSSDドライブをお勧めします。
#事例紹介
公式HP
フランスでは80%のSHOWやライブ現場で使用されており、ライブステージ、インタラクティブコンテンツ、プロジェクションマッピングなどの大規模な演出から、2D3Dの映像制作まで幅広く使われています。
#Smode Designerを触ってみよう!
細々説明してきましたが、なによりも触ってみるのが一番!
__こちら__からDesignerのデモバージョンをDLすることができます。
そして、SmodeJapanの__Youtubeチャンネル__に日本語チュートリアルをアップロードしていっています。
今回のアドベントカレンダーでも解説などをしていく予定です!
また、その他の学習方法としては以下のようなものがあります
- チュートリアル
- ドキュメント
- フォーラム
- サポート用Discord
-
Facebookユーザーグループ
是非参考にしてみてください。
※デモバージョンは全ての機能を使用することができますが、ファイルの保存ができません。
また、インプットやアウトプット、エンコードするものにウォーターマークが載ります。
#Special Thanks
今回の記事は @joe0hara 君が書いていたSmode とは?をSmode Ver.9用に書き直したものです。素晴らしい雛形ありがとうございます!