0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

Linuxの管理用設定ファイル、コマンド周りのまとめ

Last updated at Posted at 2020-08-28

ユーザーとグループの管理

ユーザーアカウントと/etc/passwd

 書式 ①root : ②x : ③0 : ④0 : ⑤root : ⑥/root : ⑦/bin/bash
    ①ユーザー名…システム内で一意のアカウント名.
    ②パスワード…暗号化されたパスワード.現在はシャドウパスワードとして「x」が入ります.
     シャドウパスワードはetc/shadowに格納されていて、rootユーザーしか読み出しできません.
    ③UID…ユーザーを識別するための一意なID.rootは0、1~99はシステム管理用、そのほかは1000以降が割り当てられる.
    ④GID…グループを識別するための一意なID.
    ⑤GECOS…コメント.
    ⑥ホームディレクトリ…ユーザーのホームディレクトリの絶対パス.
    ⑦デフォルトシェル…ユーザーがログインしたり、新たにシェルを開いた際に起動されるシェルの絶対パス.

グループアカウントとetc/group

 書式 ①root : ②x : ③0 : ④
    ①グループ名
    ②グループパスワード…グループメンバー用のパスワード.現在はシャドウパスワードとして「x」が入ります.
    ③GID…グループを識別するための一意なID.
    ④グループメンバー…本グループをサブグループとするユーザーのユーザー名を入れます.

コマンドを用いたユーザーとグループの管理

 ・ユーザーアカウントの作成
  構文:useradd [オプション] {ユーザー名}

 ・既存のユーザーアカウントを変更
  構文:usermod [オプション] {ユーザー名}

 ・ユーザーアカウントの削除
  構文:userdel [オプション] {ユーザー名}

 ・パスワードの変更
  構文:passwd [オプション] {ユーザー名}

・グループの作成
  構文:groupadd {グループ名}

 ・既存のグループ情報の変更
  構文:groupmod [オプション] {ユーザー名}

 ・グループの削除
  構文:groupdel {グループ名}

 ・所属しているグループの確認
  構文:id {ユーザー名}
  

ジョブスケジューリング

>cron

 cronは、crondとcrontabから構成されています.デーモンは1分おきにcrontabファイルを調べ、実行すべきスケジュールがあればジョブを実行します.crontabの編集はエディタではなく、crontab -eコマンドを用います.

 書式 # m h dom mon dow command

 例)
  00 00 * * 1 /usr/local/bin/backup  ⇒ 毎週月曜日の0時00分にbackupファイルを実行
 */10 * * * * /usr/local/bin/syscheck ⇒ 10分おきにsyscheckを実行

atコマンド

 1回限りの実行を予約します.
 構文 at [オプション]

cronとatのアクセス制御

 cronのアクセスを許可するユーザーを/etc/cron.allowに、拒否するユーザーを/etc/cron.denyに記載します.同様に、atのアクセスを許可するユーザーを/etc/at.allowに、拒否するユーザーを/etc/at.denyに記載します.

systemdによるスケジューリング

 タイマーUnitを使うことで何らかのイベントから一定時間後から定期的に実行するといったモノトニックタイマーとカレンダー指定で定期的に実行するといったリアルタイムタイマーが挙げられます.

ローカライゼーションと国際化

 ローカライゼーションとは、言語や通貨を地域や国に合わせることをいいます.国際化(i18n;internationalization). >ロケール

 構文 locale [オプション]
 現在のロケール設定を確認します.

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?